GPSNRがシンガポールで初の総会 定款承認や委員会を設立
持続可能な天然ゴムのためのプラットフォーム(GPSNR)は3月21日、シンガポールで総会を初開催した。 GPSNRは、天然ゴムのバリューチェーンで社会面・経済面・環境面の改善を目的に昨年10月に設立し、タイヤメーカーやゴムサプライヤー、自動車メーカーなどが参画している。これまで、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)におけるタイヤ産業プロジェクト(TIP)のCEOらが創設に向けて活…
持続可能な天然ゴムのためのプラットフォーム(GPSNR)は3月21日、シンガポールで総会を初開催した。 GPSNRは、天然ゴムのバリューチェーンで社会面・経済面・環境面の改善を目的に昨年10月に設立し、タイヤメーカーやゴムサプライヤー、自動車メーカーなどが参画している。これまで、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)におけるタイヤ産業プロジェクト(TIP)のCEOらが創設に向けて活…
マーケティング調査会社のGfKジャパンは、全国のドライバー1万5200名を対象にタイヤチェーン規制に関する調査を実施し、3月25日にその結果を発表した。 国土交通省と警察庁は昨年12月、高速道路や国道の一部区間で大雪時にタイヤチェーンの装着を義務付ける改正省令を発令している。この規制に関する認知率は77%に達し、特に規制対象区間を多く含む甲信越では89%、北陸では94%に達した。ただ、タイヤチ…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、「4月8日タイヤの日」の安全啓発活動としてタイヤ点検活動を実施する。活動を通して一般ドライバーにタイヤの日常点検・整備の重要性を訴求することが目的。 「4月8日タイヤの日」は2000年にJATMAや全国タイヤ商工協同組合連合会など3団体により創設され、毎年この時期に安全啓発活動を行っている。今年は4月5日から20日の期間中に北海道から九州の高速道路のサービ…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)はこのほど、農業機械用タイヤの誤組み事故防止と複輪間の石噛み除去時の事故防止を啓発するポスターを作成した。会員企業の販売会社を通じてタイヤ販売店や専業店などへ配布を始めている。 古い農業機械などに装着されているタイヤとリムの中には、表示されているリム径の呼びが「15」であっても実寸は「15.3」のものがあり、適合しない組み合わせでリム組みをして空気充てんを行っ…
全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)は、組織拡大に向けて新たな取り組みとして募集していた「賛助会員制度」の申し込みが3月15日までに19道県45社に達したと公表した。新会員は4月1日から組織の活動に加わることになる。 全タ協連の西潟幸雄会長は、「今後、地域ごとに行っているブロック会を賛助会員のいる地域で開催することや、賛助会員のみの集まりの開催など、様々な手法で専業店の横のつながりを強化す…
米タイヤ製造者協会(USTMA)は3月5日、2019年のタイヤ出荷本数が前年比0.7%減の3億2700万本になる見込みだと発表した。 このうち、市販用タイヤは0.6%減の2億6850万本の見込み。ライトトラック用は3180万本と0.8%増加するものの、乗用車用は好調に推移した昨年と比べて0.3%減の2億1680万本、トラック用は6.8%減の1990万本の見通し。 新車用は1.0%減の5860…
2018年の1年間にタイヤ空気充てん作業に関連する事故が33件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調査で分かった。パンク修理作業に関連する事故は18件。パンク走行等に伴うタイヤの損傷は15件あり、そのうち、ひきずり痕の見落としが9件だった。事故が起きた際には作業者が骨折などの重傷を負う事故も少なくない中、適正な作業と法令順守の徹底が改めて求められる。 JATMAでは毎年、車両から…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は3月8日、キャンピングカーの安全啓発チラシを発行した。会員企業の系列販売会社を通じてタイヤ販売店やタイヤ専業店へ配布するとともに、イベントなどで訴求していく。 JATMAでは昨年2月に日本RV協会の協力を得て、千葉市の幕張メッセ駐車場でユーザーが使用しているキャンピングカーの重量測定などタイヤ点検を行った。その結果、3台に2台でタイヤの負荷率が90%を超えて…
JAF(日本自動車連盟)が実施しているロードサービスで、タイヤのパンクが増加していることが分かった。出動件数のうち、タイヤのトラブルは2017年度に39万1799件と過去最高を記録。2007年度の28万6934件と比べると、10年間で36.5%増え、ロードサービス全体に占める割合は10.7%から17.0%に拡大した。 定期的にタイヤの空気圧をチェックする機会が減っていることなどが要因とみられる…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめた2018年1年間のタイヤ点検結果によると、タイヤに何らかの整備不良があった車両の比率が前年より増加したことが分かった。 同協会では昨年、高速道路および一般道路で合計35回のタイヤ点検を実施した。総点検台数は1853台(乗用車1620台、貨物車223台、特種10台)で、タイヤに整備不良があった車両は433台となり、不良率は2017年より3.8ポイント悪…
日本自動車工業会の豊田章男会長は12月20日に開催した定例会見で、平成の時代を振り返って「平成元年に国内市場は過去最高の市場規模を記録したが、それ以降は右肩下がりで試練と変革の時代だった。その間、東日本大震災などの自然災害に直面するなど、日本のメーカーが日本で生きていく厳しさを改めて感じた。一言で表すと日本のものづくりを必死に守り抜いてきた30年だった」と述べた。 また、昨今の市場環境ついて「…
JAF(日本自動車連盟)が12月14日に公開した圧雪路における「タイヤチェーンの装着の違いによる登坂・旋回性能の比較検証」によると、タイヤチェーンは確実に駆動輪に装着しないと坂道を上れないだけでなく、カーブで対向車線に飛び出すなど、重大事故につながる可能性があることが分かった。 今回のテストでは、タイヤチェーンを誤って駆動輪以外に装着してしまうケースがあることから、装着するタイヤの位置の違いで…
国土交通省と警察庁は12月14日、大雪時にタイヤチェーンの装着を義務付ける改正省令を発令した。大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時に規制を実施する。 対象となるのは、これまでに大規模な立ち往生などが発生した13区間。いずれもタイヤチェーンを着脱できる場所や、通行止めが解除されるまで待機できるスペースがある。規制時には区間手前でチェーン装着状況の確認を行うという。違反す…
国土交通省と警察庁は12月10日、今冬から大雪時にタイヤチェーンの装着を義務付ける方針の区間を公表した。勾配の大きい峠部で、これまでに大規模な立ち往生などが発生した13区間が対象。具体的な開始時期については改めて公表するが、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時に規制を実施する。 今回対象となったのは高速道路が7区間、国道が6区間。今年2月に多くの車両が立ち往生した福井…