【JAF】ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤの登坂性能を検証
JAF(日本自動車連盟)は雪道におけるノーマルタイヤやスタッドレスタイヤなどの「登坂テスト」と「旋回テスト」について検証を行い、12月15日にその結果を公表した。雪の坂道でノーマルタイヤでは立ち往生の原因になる可能性があるほか、降雪時にカーブを曲がれきれず、対向車線にはみ出したりする恐れがあるため、安全な冬道走行にはスタッドレスタイヤやチェーンの装着が求められる。 登坂テストの実験では、前輪駆…
JAF(日本自動車連盟)は雪道におけるノーマルタイヤやスタッドレスタイヤなどの「登坂テスト」と「旋回テスト」について検証を行い、12月15日にその結果を公表した。雪の坂道でノーマルタイヤでは立ち往生の原因になる可能性があるほか、降雪時にカーブを曲がれきれず、対向車線にはみ出したりする恐れがあるため、安全な冬道走行にはスタッドレスタイヤやチェーンの装着が求められる。 登坂テストの実験では、前輪駆…
ホイール・ボルト折損による大型車(車両総重量8トン以上のトラックまたは乗車定員30人以上のバス)のタイヤ脱落事故が2016年度に56件発生したことが国土交通省のまとめで分かった。前年度より15件増加し、過去10年間で最も事故が多かった。脱落事故はタイヤ交換の機会が増える冬期に多く起きており、国交省では関係団体を通じて確実な点検・整備を呼びかけている。 56件の事故のうち人身事故は3件あり、前年…
タイヤ公正取引協議会がまとめたインターネットを通じたタイヤの商取引に関する調査によると、ネット販売を行う事業者数は減少傾向にある一方で、実店舗を持たないウェブ専門事業者が新たに参入していることが分かった。またインターネットでタイヤを購入したことがある消費者は約25%だった。 タイヤ公正取引協議会(タイヤ公取協)では2000年度よりインターネットにおける市販用の乗用車タイヤに関する取り引き調査を…
更生タイヤ全国協議会(五味達夫会長)は5月26日に都内で第33期通常総会を開き、2016年(1月~12月)の更生タイヤ出荷本数が前年比4.9%減の129万9500本だったと報告した。11年ぶりのマイナスとなった2015年に続き、2年連続で前年を下回った。そのうち、全体の9割を占めるトラック・バス用タイヤの出荷本数は6.0%減の116万1700本だった。 昨年は輸出タイヤの減少による台タイヤの増…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)がまとめた2016年の廃タイヤ(使用済みタイヤ)リサイクル状況によると、昨年1年間の廃タイヤの発生量は9400万本(99万7000トン)となり、前年と比較して本数で100万本、重量で3000トン減少した。また、リサイクル利用量は90万3000トンと1万9000トン減少した。リサイクル率は前年より1ポイント低下して91%となったものの2年連続で9割以上の水準となっ…
NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)のJAWA事業部がまとめた2016年のアルミホイール(ワイヤーホイール、マグネシウムホイール)の販売個数は前年比7.3%減の977万5462個と、5年ぶりに1000万個を割り込んだ。前年割れは2年連続。 この調査は同会JAWA事業部に加盟する97社中78社から回答を得たもの。 昨年1年間の市販用アルミホイール市場は、2015年の暖冬の…
タイヤの空気充てん作業および、車両に取り付けた状態で行う空気補充作業における事故が依然として減っていない。日本自動車タイヤ協会の統計によると、過去10年間で発生した事故件数は合計222件、そのうち死亡事故は11件、作業者が重軽傷を負ったケースは115件に達した。整備作業の中で、事故はなぜ起こってしまうのか、事故を防ぐために何か必要なのか――2007年から2016年までの事例をまとめた。 10年…
タイヤ空気充てん作業時における事故が昨年1年間で25件発生したことが日本自動車タイヤ協会(JATMA)の調査で分かった。事故の被害状況をみると死亡が1件、重軽傷が11件となった。またベニヤの壁が破損するといった物的事故が1件だった。パンク修理作業に関連する事故は14件あった。パンク走行等に伴うタイヤの損傷は16件で、その内、ひきずり痕の見落としは13件だった。 死亡事故は東北地方のSSで発生し…
毎年のように深刻な事故が発生する空気充てん時の作業。日本自動車タイヤ協会のまとめによると、昨年は31件の事故があり1名が死亡した。タイヤが破裂した時の危険性は多くの人が知識として理解しているが、それを実際に体感した人はどれほどいるだろうか――。滋賀県タイヤ商工協同組合は昨年から「タイヤバースト体感研修」を行い、安全意識を高めるための取り組みを強化している。10月29日、滋賀県自動車整備振興会で開…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は5月24日に開いた定時総会で新会長に住友ゴム工業の池田育嗣社長を選任した。任期は2年。 総会後に行った会見で池田会長は、「活動の基軸は安全と環境の両立。もっとタイヤの空気圧や冬タイヤの安全性を啓蒙していきたい。環境面では、市販用夏タイヤの7割弱を占めるようになった低燃費タイヤの普及促進などにより、使用段階でのCO2削減を進めていく」と述べた。 一方、グロー…
NAPAC(日本自動車用品.部品アフターマーケット振興会)のJAWA事業部がまとめた2015年のアルミホイールの販売個数は対前年比11.2%減の1054万3491個だった。前年実績を下回るのは6年ぶり。この調査は同会JAWA事業部に加盟する92社中77社から回答を得て、その集計結果を「アルミホイール.イヤーブック2016」として発刊した。 製品タイプ別では、1ピースが11.3%減の1042万6…
4月8日「タイヤの日」――今年もJATMA(日本自動車タイヤ協会)をはじめタイヤメーカーおよびタイヤ販売会社、関連団体など、業界が一丸となってさまざまな安全啓発活動を実施した。JATMAの関東支部では東北自動車道のパーキングエリアで活動を行い、ドライバーにタイヤの適正使用を呼びかけた。 「タイヤの日」は、2000年にJATMAなど業界3団体により創設された記念日。タイヤ業界にとって特別な日であ…
2015年の1年間、タイヤ空気充填(てん)作業に関連する事故33件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調べでわかった。そのうちの1件は作業者が死亡。骨折など重傷を負う事故も8件あった。 JATMAは毎年、タイヤ空気充てん作業時(車両からタイヤを取り外した状態)と、タイヤ空気補充時(車両にタイヤが取り付けられた状態)において、事故の発生件数や発生状況をまとめている。 昨年の事故件…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)の野地彦旬会長(横浜ゴム社長)は、「凍結路面で滑り止めをとらない運転は法令違反であることを前面に出し、早めに冬タイヤを使うよう啓蒙していただきたい」と強調する。 野地会長がそう言及するのも、過去の経験を踏まえてのもの。東京をはじめ首都圏では、ひとたび大雪に見舞われると、道路交通が大混乱をきたしてきたからだ。 この17日~18日にも、東日本や東北地方の太平洋側…