「協業の機会が増えた」 日本ミシュラン須藤社長が本社移転1年の成果を語る
日本ミシュランタイヤは13日、本社移転1周年の記者発表会を行った。東京から群馬への本社移転後1年が経過し、移転にともなうさまざまな取り組みの効果など、1年の進化を発表=写真上=。あわせて本年10月に竣工した新社屋PARK棟を公開した。 23年8月1日に東京都新宿区から群馬県太田市に本社機能を移転した同社は「群馬から世界へ」を掲げ、「すべてを持続可能にする」という信念を打ち出している。 須藤元…
日本ミシュランタイヤは13日、本社移転1周年の記者発表会を行った。東京から群馬への本社移転後1年が経過し、移転にともなうさまざまな取り組みの効果など、1年の進化を発表=写真上=。あわせて本年10月に竣工した新社屋PARK棟を公開した。 23年8月1日に東京都新宿区から群馬県太田市に本社機能を移転した同社は「群馬から世界へ」を掲げ、「すべてを持続可能にする」という信念を打ち出している。 須藤元…
神奈川ハマタイヤは13日~15日、新横浜プリンスホテルスケートセンターで「アイスガード販売施策スタッドレスタイヤ体感試乗会」を開催した。取引先のタイヤショップ店員、自動車整備士、カーディーラーなどの対象参加者がスタッドレスタイヤの氷上性能を体感した。 神奈川ハマタイヤは横浜ゴムのタイヤ、ホイールなどの卸売りを手掛ける。冬道を安全に走行するためにスタッドレスタイヤがいかに大切かを、…
近未来のモビリティ社会実現へ(前後2回/後編) (前編からの続き) ——これからのロードマップをどう描いているのか。そのマイルストーンを。 「センシングコアの機能拡張に応じて、ビジネスの領域を拡大していく考えです。当社オートモーティブシステム事業部のなかで、センシングコアの開発に携わる者がさまざまなアイデアを考えその具現化に取り組んでおりますが、現時点で具体的な内…
近未来のモビリティ社会実現へ(前後2回/前編) クルマに不可欠なソフトをめざす ——センシングコアの振り返りを。 「センシングコアは、間接式TPMS(タイヤ空気圧監視システム)であるDWS(Deflation Warning System)をベースにしたソフトウェアです。タイヤはクルマと路面との唯一の接点であり、DWSはタイヤ空気圧の低下を検知する仕組みです。 30年ほど前…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は24年第3四半期(1-9月)累計のタイヤ生産・出荷・在庫の実績をまとめた。 生産は本数ベースで対前年同期比6%減の合計9090万本。トラック・バス(TB)649万5千本、小型トラック用(LT)1425万2千本、乗用車用(PC)6686万3千本。ゴム量ベースでは同5.1%減の合計68万8525トン。TB用14万5533トン、LT用8万7729トン、PC用30万…
「第19回中国国際タイヤエキスポ(CITEXPO)2024」は9月4日〜6日の三日間、上海・浦東の国際展示コンベンションセンター(上海世博展覧館)で開催された=写真=。 CITEXPOは、海富國際展覧服務有限公司(Reliable社、Topic社)の主催で、アジア・太平洋地域で最大級のタイヤトレードショーだ。乗用車用、トラック・バス用、OTRなど自動車タイヤをメインに、ホイールやアフターサービ…
国土交通省や環境省などで構成されるエコドライブ普及連絡会は、11月を「エコドライブ推進月間」とし、エコドライブの普及・推進を図る。 エコドライブは環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用を意味する。その取り組みは06年度に策定された「エコドライブ普及・推進アクションプラン」に基づき、警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省が連携し、普及推進を図ってきた。 行楽シーズンで自動車に乗る機会が多くなる1…
ミシュラングループは5日、フランス国内の2工場について26年初頭までに生産を停止する意向であることをニュースリリースで発表した。 閉鎖するのは、主に小型トラック用タイヤを製造するショレ工場と、タイヤ部材を製造するヴァンヌ工場。この決定により従業員1254名が影響を受けるという。 今回の決定について、同社は「欧州のトラック用タイヤ市場で生産能力の過剰が発生していることと、安価なアジア製品との競…
国土交通省の発表によると、令和5年度(23年4月〜24年3月)に発生した大型車の車輪脱落事故件数は142件。前年度の140件に対して2件増加し、昨年に続き統計史上最多を更新した。事故防止対策に係る調査・分析検討会では、「事故車両の多くにタイヤ脱着作業時のワッシャ付きホイール・ナットの点検、清掃や各部位への潤滑剤の塗布、ホイール・ナットが円滑に回るかの確認が不十分であるなど適切なタイヤ脱着作業や、…
インドからの逆輸入。ワンランク上に手が届く このシリーズではこれまで、フラッグシップモデルをはじめとするハイパフォーマンスカーに多く試乗してきた。しかし、市場はそのようなクルマばかりではない。ハイパフォーマンスカーと呼ばれるジャンルのほうが数量的には圧倒的にマイノリティだ。そこで今回は多数派に目を向けた。白羽の矢が立ったのがホンダWR-V。日本では24年3月から新発売されたコンパ…
ブリヂストンは、モーターサイクル用タイヤの新商品「BATTLAX SPORT TOURING T33(バトラックス スポーツ ツーリング ティーサンサン)」を25年2月から発売する。新設計コンパウンドやパタンを採用し構造の最適化を図ることで耐摩耗性能を大幅に向上。ツーリングの楽しみを足元から支えるタイヤとして開発した。11月5日にはメディア向け発表会を開催し、そのコンセプトと搭載技術など、次世代…
東京自動車タイヤ商工協同組合(以下、東京タイヤ組合)はこのほど、(公財)東京しごと財団の業界別人材確保強化事業の支援団体となり、10月31日に都内で行われたキックオフセミナーに参加した。 この事業は東京都と同財団が連携し、現在の人材不足の状況について、業界ごとの課題やニーズに応じカスタマイズした支援を提供するもの。東京タイヤ組合を通し、10社が「支援先企業」として26年3月末までの期間にコンサ…
日本ゼオンは10月28日、24年度第2四半期(4月1日~9月30日)の連結業績を発表した。 上期は、欧米での高い金利水準の継続による景気下振れリスクなどの懸念が払拭できず、物価上昇や中東情勢の影響も続いた。このような状況で、徹底したコスト削減、高機能材料事業では付加価値の高い新製品の開発と事業拡大に取り組んだ。 その結果、上期累計の売上高は2133億円(対前年同期増減率15%増)と増収。利益…
ブリヂストン技術センター内にあるテストコースを2周して試乗を行った。同社が公道実証実験で使用するタイヤと同じ条件だ。 発進時のトラクションはスムーズ。徐々に加速し、時速50kmで直進走行する。「AirFree」はスポークの柔軟性が、タイヤに充てんされた空気の役割を担うという。路面からのゴツゴツ(ハーシュネス)を感じるかもしれないと予想していたが、案に相違した。 スラロームを40kmで走行。タ…