使用済タイヤを熱分解。ケミカルリサイクルで実証機を導入
ブリヂストンとENEOS共同プロジェクト ブリヂストンは、使用済タイヤの精密熱分解(油化)によるケミカルリサイクル技術の社会実装に向け、新たにBridgestone Innovation Park(東京・小平市)内に実証機を導入した。使用済タイヤを熱分解することにより分解油や再生カーボンブラックを生成する取り組みを開始した(概念図写真の枠内)。 この取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産…
ブリヂストンとENEOS共同プロジェクト ブリヂストンは、使用済タイヤの精密熱分解(油化)によるケミカルリサイクル技術の社会実装に向け、新たにBridgestone Innovation Park(東京・小平市)内に実証機を導入した。使用済タイヤを熱分解することにより分解油や再生カーボンブラックを生成する取り組みを開始した(概念図写真の枠内)。 この取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産…
資源循環と脱炭素化へ、注目度増す ケミカルリサイクルが廃タイヤ(用済みタイヤ)のリサイクル方法で注目を集めている。ケミカルリサイクルとは廃棄物に化学的な処理を施し、他の物質へと分解し資源として再利用する方法。廃タイヤの場合、油化やガス化しタイヤや化学品の素原料として活用するもの。タイヤ業界ではメーカー各社がその研究開発の深化に向け取り組みを推進しているさなかだ。 廃タイヤは中古タ…
機工協・主催の「第37回オートサービスショー2023」が15日から17日の会期、東京ビッグサイトで開かれた。今回のショーテーマは「ヒトとクルマの未来を守る整備機器」。自動車整備機器類として国内最大級の専門見本市が復活。タイヤチェンジャーやホイールバランサー、アライメントテスターをはじめとするタイヤ整備機器の最新モデルが、参加各社から多数出展された。 自動化機器で現場の作業性アップを提案 作業…
住友ゴムとユネスコの協働事業 住友ゴム工業は、主力ブランドであるDUNLOP(ダンロップ)と公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との協働事業、「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」を今年も実施する。 「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」は、低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの売上の一部を活用し、同ブランドと顧客が一緒になって行う環境保全活動。13年から継続して実施している(コロナ感染拡大の状…
ブリヂストンが過去最大の35チームにタイヤ供給 ブリヂストンは5日、「2023 Bridgestone World Solar Callenge」(BWSC、ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ)で商品設計基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)を搭載したタイヤを同社過去最大の35チームへ供給すると発表した。 BWSCは、太陽光を動力源として使用するソーラーカーの技術的な革新と若手エ…
抽選でトラベルギフト券などが当たる ピレリジャパンは、昨年発表した「POWERGY」の販売促進プロモーションとして、「この夏PIRELLI POWERGYと旅しよう!プレゼントキャンペーン」を開始した。 「POWERGY」は、さまざまな路面状況で正確なハンドリングと高い安定性を実現し、環境にも配慮したサマータイヤ。CUV・SUV、ミニバン・セダン向けに全66サイズ(販売計画サイズを含む)をライ…
日本ゼオンが中計「STAGE30」第2フェーズ発表 日本ゼオンは7日、2023~2026年度中期経営計画説明会をオンラインで行った。 田中公章社長が中期経営計画「STAGE30」における2019年~2022年度までの第1フェーズを総括。2023年から2026年度までの第2フェーズの目標値、さらに第4フェーズにあたる2030年までの展望を詳述した。 第1フェーズの総括としては、22年度のCO2…
JATMA発表 タイヤ整備不良率は25%に 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は「4月8日 タイヤの日」にちなみ4月6日~5月17日にかけ全国でタイヤ点検、ノベルティ配布等によるPR活動を実施。そのタイヤ点検結果を8日、発表した。 今回タイヤ点検を行ったのは5月11日名神高速道路吹田SA・上り線、5月12日東北自動車道蓮田SA・上り線、5月16日九州自動車道古賀SA・下り線の3カ所。 点検を…
視認性を向上し、より使いやすく進化 大型画面とブザーの〝お知らせ機能〟を装備。正確・安全な作業実現 株式会社エイワ(兵庫県西宮市、前中勝彦社長)はこのほど、大型タイヤ用自動エアー充てん機「PASCAL」(パスカル)シリーズに新製品「パスカル12」をラインアップした。名古屋支店・営業本部名古屋オフィス(愛知県名古屋市港区中川本町3丁目1−11)の展示・研修スペースで、金子正実名古屋支店長が実演…
ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う対ロシア制裁の問題で、ロシア現地での事業再開か現地からの撤退かに揺れる西側タイヤメーカー。22年、ロシアに自社として最大の生産工場を持つフィンランドのノキアンタイヤがいち早く撤退を表明した。仏ミシュランもロシアでの事業を停止していたが、このほど保有株の売却先が決定。それらに続き、独コンチネンタルもロシア工場を売却することが決まったと、海外メディアが伝えている。 …
「ADVAN dB V552」「BluEarth―RV RV03」など対象タイヤ購入者に 横浜ゴムは、ヨコハマクラブネットワーク店舗(=YCN。自系列タイヤショップ「タイヤガーデン」「グランドスラム」と横浜ゴムとパートナーシップ契約を結ぶタイヤショップの総称)で『たくさんのありがとうを届けます「Special Thanks キャンペーン」』を実施する。対象期間は6月1日から7月31日。 これは…
日本アルミニウム協会が発表 日本アルミニウム協会はこのほど、2022年度(2022年4月−2023年3月)のアルミホイール統計をまとめた。 乗用車用ホイールとその他用ホイールを合計した総生産量は、国内生産が前年比1.6%増の974万8214個、輸入(国内アルミホイールメーカーによる、海外現地子会社・協力工場からの輸入)は前年比5.5%減の575万5971個となり、合計でも1550万4185個、…
「第52回通常総会」開催。組織力強化し課題解決を 全国タイヤ商工協同組合連合会(西潟幸雄理会長)は5月26日、都内で「第52回通常総会」を開催し、令和5年度の事業計画案と予算案などを決めた。同会独自のタイヤ整備士認定制度、タイヤテクニカルエキスパート(TTE)については、令和4年度に「第2回検定試験」を実施。受験者数は36人で、合格者は12人だった。 令和4年度事業報告によると、「コロナ禍によ…