ブリヂストン トラック・バス用冬タイヤ「W999」を9月に発売
ブリヂストンは7月8日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売すると発表した。発売サイズは11R22・5など4サイズで価格はオープン。 「W999」はタイヤの環境性能と運動性能を両立する基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)をトラック・バス用タイヤに初めて採用し、氷雪性能とライフを高次元でバランスしつつ、耐偏摩耗性能を向上したことが特徴。 同社は国内のトラック・バス…
ブリヂストンは7月8日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売すると発表した。発売サイズは11R22・5など4サイズで価格はオープン。 「W999」はタイヤの環境性能と運動性能を両立する基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)をトラック・バス用タイヤに初めて採用し、氷雪性能とライフを高次元でバランスしつつ、耐偏摩耗性能を向上したことが特徴。 同社は国内のトラック・バス…
米グッドイヤーは7月20日、米ロッキード・マーティン社と共同で月面探査車のタイヤ開発に参画すると発表した。今回の民間企業によるチームでは、世界初となる月面での商用車事業の確立を目指しており、新開発する月面探査車はNASA(米航空宇宙局)や民間企業などが利用できる。 グッドイヤーはタイヤに関する知識や技術を提供する。同社はマイクロモビリティや自動運転シャトル、乗用車などに採用している高度なエアレ…
ブリヂストンはウクライナから避難している学生や留学生の受け入れを行う日本経済大学(福岡県太宰府市)の取り組みに賛同し、同大学が受け入れる学生と留学生に対して、インターンシップと工場見学を実施すると8月2日に発表した。 日本経済大学では、キーウ国立言語大学とリヴィウ国立工科大学に在学する避難民学生・留学生の受け入れを実施している。今回、ブリヂストンはウクライナの学生たちに就業体験や工場見学といっ…
韓国のハンコックタイヤは6月28日、欧州市場でEV(電気自動車)用サマータイヤ「Ventus iON S」(ベンタス・アイオンエス)を発売したと発表した。 「ベンタス・アイオンエス」は転がり抵抗の減少や低騒音で高い快適性能、耐荷重性能を実現したことが特徴。従来品と比べてより長い距離を走行でき、高荷重で静かなEVの特性に合わせて設計した。また、天然樹脂をトレッドコンパウンドに使用して耐久性と耐摩…
ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは9月20日から国内の輸送事業者向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」の提供を開始すると7月25日に発表した。タイヤに起因する運行トラブルの未然防止、タイヤの異常発生時の早期復旧につながるソリューションサービスを通じて輸送…
ブリヂストンはバリューチェーン全体でカーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミーを目指す取り組みとビジネスモデルを連動した「サステナビリティビジネス構想」の実現に向け、環境負荷低減への活動を加速している。2021年は工場からのCO2排出量削減や、水が不足する地域での取水量の削減、パラゴムノキに代わる新しい原材料の開発など着実な成果を上げてきた。 ブリヂストンは6月29日、中長期的な企業価値向…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)はSUV用タイヤブランド、OPEN COUNTRY(オープンカントリー)の新商品「OPEN COUNTRY A/TⅢ」を7月から順次発売する。5月20日には愛知県で試走会を開催。一般道での快適性や、オフロードの走破性をバランスよく兼ね備えたオールテレーンタイヤとしての高い実力を披露した。 走破性と高い環境基準を両立 新商品の開発コンセプトは、「オンロード・オ…
日本グッドイヤーは乗用車用オールシーズンタイヤ「ベクター・フォーシーズンズ・ジェン-3」とSUV向けの「ベクター・フォーシーズンズ・ジェン-3 SUV」を8月から順次発売する。 「ベクター・フォーシーズンズ・ジェン-3」は15~19インチの全21サイズ、「ベクター・フォーシーズンズ・ジェン-3 SUV」は17、18、20インチの全5サイズをラインアップする。価格は全てオープン。 2商品はとも…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は7月15日、2022年国内タイヤ需要の年央見直しを発表した。下期は四輪車用合計で新車用が前年同期比23%増、市販用は6%減の見通し。年間で見ると、新車用は乗用車用が当初予測から約466万本減などとなり、四輪車用合計は約523万本下方修正した。市販用も四輪車用の全カテゴリーで当初予測から下振れる見通しとなり、四輪車用合計は約58万本下方修正した。 JATMAは…
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用タイヤ事業でDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる。昨年秋にサービスを開始した「MRN GO」は2022年内に1万件の利用者獲得を目指し、またタイヤ点検作業のデジタル化を実現する「タイヤケア」は輸送事業者8社にサービスを提供する。人手不足や労働時間規制など課題が山積する物流業界で、デジタル技術を活用して業務効率化に貢献していく考えだ。 「MR…
横浜ゴムは、氷雪性能重視型のトラック・バス用スタッドレスタイヤ「905W」を9月から販売すると6月29日に発表した。発売サイズは全12サイズで、価格はオープン。 「905W」は、「優れた氷雪上性能で定評のあった『ZEN 903ZW』の後継品」(同社)で、冬季路面での“効き”を徹底追求し、氷雪上性能を向上させたという。また、従来品で好評だったロングライフ性能、低燃費性能を維持し、経済性、環境対応…
東洋精器工業は4月にトラック・バス向けタイヤチェンジャー「PIT(ピット)G-50V」を新発売した。新製品は、新たな設計機構でボディ剛性や脱着パワーを強化しつつ、省スペース・省電力・省騒音化を実現した点が大きな特徴となる。また、サーマル異常ランプの搭載やスライド部の調整が可能な設計で、メンテナンス性も大きく向上させるなどユーザーの声に徹底的に応えたモデルとなる。同社販売企画部の青木茂雄技術部長兼…
韓国の現代自動車グループは6月20日、高級電気自動車(EV)向け次世代タイヤの研究協力に関する覚書(MoU)を仏ミシュランと締結したと発表した。 今後3年の共同研究では、タイヤで使用する環境に配慮した原材料の比率を、重量ベースで現在の20%から約50%まで増加させることに注力する。また、重量のある車両に対応するタイヤの研究に加え、タイヤ摩耗や路面環境を分析するタイヤモニタリングシステムの開発も…
近年、人気が高まっているSUVは、国内市場で登録車販売の2割以上を占めるようになり、今後も様々なタイプのニューモデルが投入される予定だ。一方、同じSUVカテゴリーでもドライバーの使用環境や目的に応じてタイヤへのニーズは多様化している。こうした変化の中、日本ミシュランタイヤでは「これまでの性能だけにとどまらない、新たな価値を持つタイヤが求められている」と指摘する。同社が5月19日から順次発売を開始…
特殊塗料・溶剤の開発や製造、販売を行う塗料メーカーの江戸川合成(埼玉県東松山市)は、昨年8月に再生タイヤ(リトレッドタイヤ)用の水性塗料「アクアリコート」を本格発売した。同社初のタイヤ向け塗料となる新製品の開発背景や今後の展望を営業部の中川怜部長に聞いた。 再生タイヤの仕上げを美しく 「アクアリコート」は、再生タイヤのサイドウォールに新品タイヤのような艶消しの黒色を再現し、意匠性に寄与する製品…