住友ゴム 2023年は足場を固め、飛躍へ センシングコア事業も強化
住友ゴム工業は昨年12月20日に記者会見を開き、山本悟社長は「23年は足場固めに取り組み、今後の当社グループの飛躍につなげていく」と展望を示した。23年以降に向け、低採算サイズを中心にサイズを削減し、構成改善と生産効率向上を図るほか、生産体制を最適化し、コスト改善に加え、好調な市場へのタイムリーなタイヤ供給を実現していく。 山本社長は今年の方針として第1に収益力を高める意向を示した。山本社長は…
住友ゴム工業は昨年12月20日に記者会見を開き、山本悟社長は「23年は足場固めに取り組み、今後の当社グループの飛躍につなげていく」と展望を示した。23年以降に向け、低採算サイズを中心にサイズを削減し、構成改善と生産効率向上を図るほか、生産体制を最適化し、コスト改善に加え、好調な市場へのタイムリーなタイヤ供給を実現していく。 山本社長は今年の方針として第1に収益力を高める意向を示した。山本社長は…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日に実施したセルビア工場の開所式に合わせて現地で会見を行い、清水隆史社長は「欧州での戦い方が大きく変わる」と展望を話した。 新工場は徹底した効率化を図ったスマート工場と位置付けられる。清水社長は「最新の技術と設備、製造実行システムを導入して、生産の効率化を図り、コストパフォーマンスの高い製品をスピーディーに供給できるようになる」と述べ、「ドイツの…
ブリヂストンは12月19日、タイのノンケー工場(サラブリ県)の屋上部分に同社グループでグローバル最大規模の太陽光発電パネルを設置したと発表した。 総発電能力は9・95MWpで、同工場のタイヤ生産に電力を供給する。これにより、今後15年間で9万7500トンのCO2排出量を削減する見込み。2022年12月16日には、今回の太陽光発電パネル導入を祝う式典を実施した。 ブリヂストンは、カーボンニュー…
国分商会(埼玉県熊谷市)が埼玉県内で展開するタイヤショップ「マーク」の中で、トラック・バス用タイヤをメインに手掛けるのが「マーク トラックタイヤセンター」(熊谷市万吉)だ。大型トラックから建設機械、産業機械といった特殊な車両にも対応し、地域の様々な事業者の足元を支えている。木元良尚店長に店舗の特徴と今後の目標を聞いた。 「トラックタイヤセンター」がある地域は関越自動車道や東北自動車道に近く、近…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日、セルビア新工場(インジヤ市)が本格稼働したのに合わせて現地で開所式を開催した。新工場は同社グループにとって世界8カ所目、欧州エリアでは初のタイヤ生産拠点となる。市場競争力の高いタイヤの生産供給基盤として来年下期にはフル生産に入り、欧州市場での地産地消メリットの最大化、北米市場向け供給体制の強化にも取り組んでいく。 開所式には、セルビアのアレク…
三重県四日市市に本社を置く三エスゴムは、県内に5カ所の営業所を展開し、コンテナターミナルで使用される大型車両から乗用車用タイヤまで幅広く対応する地域有数のタイヤ販売会社だ。坂田裕昭社長は「港湾の仕事はさらに注力して販売量を増やしていきたい」と展望を示し、さらに後継者がいなかった専業店を子会社化するなど、厳しい市場環境の中でもビジネスの勢いは増している。同社の強みと今後の展望を取材した。 三エス…
オートバックスセブンが展開するガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER」(ゴードン・ミラー)は11月22日、車両レーベル「ゴードン・ミラー・モータース」から新型「GMLVAN S-01」を発表した。 「GMLVAN S-01」は直営店舗「ゴードン・ミラー KURAMAE」で12月17日から車両の展示と先行予約を開始する。また、全国のオートバックスグループ店舗のゴードン・ミラー…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月2日に記者会見を開き、清水隆史社長&CEOは「2023年は『転機を掴み、成長につなげる年』にしたい」と抱負を語った。今年7月に稼働を開始したセルビア工場は「将来的なタイヤ生産供給戦略を充足していく重要なキーファクター」と位置付け、世界の各工場と組み合わせてグローバル最適な供給体制を構築していく。自動車業界で加速する電気自動車(EV)化に対しては、日本・…
住友ゴム工業は11月15日、日本電気(NEC)と協業し、タイヤ設計AI(人工知能)を開発したと発表した。両社は、タイヤ開発期間の官能評価で行われる熟練設計者とテストドライバーのコミュニケーションを体系化することで、官能評価の解釈や改良案の考案といったノウハウが求められる業務を自動化した。今回のシステムは来年から二輪用タイヤの開発で利用し、その後、他のカテゴリーにも展開していく。 同日開催した会…
Our Philosophy(アワーフィロソフィー)「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」を企業理念に掲げる住友ゴム工業は、優れた安全性能と環境性能を発揮するタイヤの開発や周辺サービスの展開に関し、「スマートタイヤコンセプト」を推進している。この取り組みの核となるのは、環境に優しいタイヤ、性能が長持ちするタイヤ、センサーになるタイヤ、最適なタイヤメンテナンスの提案などだ。…
ブリヂストンは11月10日に開催した決算発表会で、2023年までの中期事業計画の進捗を報告した。会見では、供給マネジメントの推進や、プレミアムタイヤの拡売・シェアアップで、2022年通期の売上収益が2023年計画水準を上回る4兆円超に達する見込みを明らかにした。 タイヤ事業では、欧米で新車用タイヤから市販用への回帰需要を取り込み、市販用乗用車用で18インチ以上の高インチタイヤのシェアが伸長した…
ブリヂストンは、タイヤの環境性能・運動性能を両立して電気自動車(EV)の航続距離延伸に寄与するENLITEN(エンライトン)技術などを活用し、安全性やコスト効率、生産性、環境性といった社会価値・顧客価値の継続的な創出を目指す。さらに今後は、バリューチェーン全体のシンプル化や商品の差別化も実現するBCMA(ブリヂストン・コモナリティ・モジュラリティ・アーキテクチャ)など、革新的な技術の開発にも挑戦…