国内市販用タイヤを値上げ ブリヂストン 夏用6/1、冬用9/1から
ブリヂストンは21日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを発表した。 対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬)、チューブ、フラップで、値上げ率は平均6~8%(商品により改定率は異なる)。値上げ時期は夏タイヤが6月1日、冬タイヤは9月1日。 同社は「近年、タイヤ原材料価格の高騰に加え、物流コストが上昇している。サプライチェーンの効率化や生産性向上などのコストダウンに努めているが、企業努力の…
ブリヂストンは21日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを発表した。 対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬)、チューブ、フラップで、値上げ率は平均6~8%(商品により改定率は異なる)。値上げ時期は夏タイヤが6月1日、冬タイヤは9月1日。 同社は「近年、タイヤ原材料価格の高騰に加え、物流コストが上昇している。サプライチェーンの効率化や生産性向上などのコストダウンに努めているが、企業努力の…
REGNO GR-XⅢ「ミニバン・コンパクトSUV用に拡充」 ブリヂストンはプレミアムタイヤ事業を強化し「攻め」の戦略を打ち出している。本年2月には「REGNO GR-XⅢ(レグノジーアール クロススリー)」のラインアップを拡大し、ミニバン・コンパクトSUV専用の「REGNO GR-XⅢ TYPE RV」を発売した。ブリヂスンタイヤソリューションジャパン商品企画本部消費財商品企画…
国内タイヤメーカー4社の24年12月期連結業績が出そろった。決算発表にあたり、ブリヂストン、横浜ゴム、TOYO TIREの経営トップはオンラインで会見に臨んだ。24年度通期業績を振り返るとともに、次期の業績見通しを語った。(住友ゴム工業は前号で既報) ブリヂストン石橋秀一グローバルCEO 25年は「緊急危機対策年」 「守り」と「攻め」の両輪で ブリヂストンは1…
ブリヂストンとコマツは、鉱山事業者へあらたなソリューションサービスを提供する共創プロジェクトの実証実験を開始した。 コマツの鉱山向け大型機械の管理システム「Komtrax Plus」から得られる車両データと、ブリヂストンの鉱山車両向け次世代タイヤモニタリングシステム「Bridgestone iTrack」から得られるタイヤデータをリアルタイムで共有。データ解析によりタイヤの適切な使い方を提案す…
ブリヂストンは1月31日、新たなモータースポーツマネジメント体制を構築することを明らかにした。 3月1日付でGlobal Chief Technology Officer(執行役副社長)下に、モータースポーツ管掌を設置。同日付でモータースポーツタイヤの開発・技術を担当するモータースポーツ管掌として今井弘氏を任命する。 同社がモータースポーツ管掌を設置するのは初めて。23年にモータースポーツ活…
ブリヂストンの社内ベンチャーであるソフトロボティクス ベンチャーズは、ゴム人工筋肉を活用したソフトロボティクス事業の本格的な事業化に向けて新たにウェルビーイング市場に参入する。 市場参入の第一歩は無目的室「Morph inn」のサービスだ。ゴム人工筋肉を用いた柔らかいロボット「Morph」(モーフ)を使用する。大きなMorphの上に横たわり小さなMorphを抱え「無になる時間」を過ごす。 今…
ブリヂストンは、彦根工場(滋賀県)・鳥栖工場(佐賀県)・栃木工場(栃木県)の国内3工場に戦略投資を行い、生産能力を増強する。 3工場はプレミアムタイヤを主力とする、乗用車用高インチタイヤの生産拠点。投資額は約270億円で、25年初から順次着手し、28年中に完了を予定する。これにより20インチ以上のタイヤの生産能力を中心に日産約3千本増強する計画だ。 同社は「プレミアムフォーカス」を加速させて…
ブリヂストン、住友ゴム、横浜ゴムの3社が企業のLGBTQ+施策を表彰する「PRIDE指標2024」で最高評価のゴールドを受賞した。 「PRIDE指標」は、一般社団法人work with Prideが職場における性的マイノリティへの取り組みの評価指標として2016年に策定。企業の取り組みを「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階で評価する。職場のダイバーシティが重視されるなかで3社が最高評価…
ブリヂストンは、モーターサイクル用タイヤの新商品「BATTLAX SPORT TOURING T33(バトラックス スポーツ ツーリング ティーサンサン)」を25年2月から発売する。新設計コンパウンドやパタンを採用し構造の最適化を図ることで耐摩耗性能を大幅に向上。ツーリングの楽しみを足元から支えるタイヤとして開発した。11月5日にはメディア向け発表会を開催し、そのコンセプトと搭載技術など、次世代…
ブリヂストン技術センター内にあるテストコースを2周して試乗を行った。同社が公道実証実験で使用するタイヤと同じ条件だ。 発進時のトラクションはスムーズ。徐々に加速し、時速50kmで直進走行する。「AirFree」はスポークの柔軟性が、タイヤに充てんされた空気の役割を担うという。路面からのゴツゴツ(ハーシュネス)を感じるかもしれないと予想していたが、案に相違した。 スラロームを40kmで走行。タ…
ブリヂストンは10月24日、同社技術センターで開かれた「グリーンスローモビリティ実装に向けた自治体向け試乗会」で探索事業「AirFree(エアフリー)」を披露。その説明会で岩淵芳典ソリューション開発第2部長=写真中=がその技術進化を解説した。 そのコンセプトは08年から開発開始 ブリヂストンが26年の社会実装を目指し、ビジネス実証を推進している次世代タイヤ「Air…
ブリヂストンが中期事業計画「24MBP」で掲げた「探索事業〈新たな種まき〉」が着実に実を結んでいる。種のひとつ、空気不要の次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」は既に公道実証実験を行い、実証フェーズの段階だ。「地域社会のモビリティを支える」ミッションに向けた「AirFree」事業のターゲットは「グリーンスローモビリティ」。高齢化・過疎化が進む地域社会の安全な移動の実現をめざすもの。本格的な…
【10月24日更新の関連】「次世代を担うスタートアップ企業とともに、未来に向けた事業共創の可能性について共有する場」として開催されたJMS・BW。タイヤに関係する3社と、次世代モビリティの最新技術を出展した企業のブースをリポートする。 ■ブリヂストン■=写真(1)= 生産財ソリューションである「TPP(トータルパッケージプラン)」を紹介。「TPP」は運送事業者向けに、タイヤだけで…