ブリヂストン、米国でリトレッド事業強化 アビレーン工場増強
ブリヂストンの米グループ会社、ブリヂストン・アメリカス・インクは9月26日、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米テキサス州のアビレーン工場の生産能力増強を決定したと発表した。総投資額は6000万ドル(約84億円)で、2025年1月までに生産スペースの拡張と設備増設を完了し、生産能力を16%増やす計画。 ブリヂストンは8月に発表した長期戦略で、プレミアムタイヤ事業と連動し、リトレ…
ブリヂストンの米グループ会社、ブリヂストン・アメリカス・インクは9月26日、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米テキサス州のアビレーン工場の生産能力増強を決定したと発表した。総投資額は6000万ドル(約84億円)で、2025年1月までに生産スペースの拡張と設備増設を完了し、生産能力を16%増やす計画。 ブリヂストンは8月に発表した長期戦略で、プレミアムタイヤ事業と連動し、リトレ…
ブリヂストンは9月18日、米テレダイン・ブラウン・エンジニアリングが主導する有人月面探査車の開発チームに参画すると発表した。このプロジェクトは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の有人月面探査車(LTV)として使用されることを見据えたもの。 NASAの宇宙開発ミッションは月面の未踏地を航行する有人自動運転が必要とされており、LTVには月面の激しい温度変化など過酷な環境下で長期間にわたり、宇宙飛行士…
9月9日にブリヂストンタイヤソリューションジャパンとトーヨータイヤジャパンがそれぞれタイヤ整備をテーマにしたコンテストを開催し、出場者は日々の業務の中で磨き上げてきた技術を競い合った。近年は大型車の脱輪事故件数が高止まりし、安全への取り組みが一層強く求められる中、技術レベルや知識をより一層高めて輸送業界の安心・安全に貢献していく。 ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは仙台市内で、タイヤメ…
ブリヂストンは8月29日、物流現場でのピースピッキングの自動化に向けてソフトロボットハンドを用いた実証実験を開始したと発表した。今後、ソフトロボティクス事業を社内カンパニー化し、次期中期事業計画(2024~2026年)での小規模事業化を目指す。 同社のソフトロボティクス事業は、人と協働することができるロボットを活用して、「安心・安全なヒト・モノの移動と動きを支えるもので、化工品・多角化事業の新…
ブリヂストンは8月30日、天然ゴムの持続的な供給に向けて、米アリゾナ州に保有するグアユール農園への投資を強化すると発表した。 2026年に予定しているグアユール由来の天然ゴムの実用化へ向けたもので、2025年までに約50億円を投資する。また、地域の農家やアメリカ先住民と協力して最大約100km2までの新たな植栽による規模の拡大を図る。さらに2030年へ向けて、本格的な生産・事業化を目指し、バイ…
ブリヂストンは9月5日にサーキット走行向けのハイグリップスポーツタイヤ「POTENZA RE-09D」(ポテンザ・アールイー・ゼロキューディー)を発売した。発売サイズは215/45R17 91W XL。 同製品は、独自のタイヤ接地面を可視化する計測技術「アルティメット・アイ」を活用して最適な接地性を追求。ドライ性能とウェット性能を高次元で両立する新コンパウンドや形状、パターン、構造を専用設計す…
ブリヂストンは8月26日、トラック・バス用タイヤを生産する米ウォーレン工場の生産能力を増強すると発表した。総投資額は約700億円で、2026年末までに同工場の生産能力は現在の年間350万本弱から450万本弱に高まる。 同社はグローバルでプレミアム商品を「創って売る」体制の強化に向けた投資を進めており、今回の生産増強もその一環となる。同社グループの米国の供給体制は従来から地産地消をベースにしてお…
ブリヂストンは8月10日の会見で、2021~23年の中期事業計画において、タイヤ事業で乗用車用高インチタイヤの生産・販売体制を継続して強化すると説明した。 高インチタイヤは、新車用で販売拡大し、市販用への回帰需要を取り込むことで世界で販売を伸長する計画。これに対応し、世界のほぼ全ての工場で高インチ用への設備置換や生産増強を進める。中計期間には、乗用車用高インチタイヤに関連し世界20拠点で合計約…
ブリヂストンは7月8日、商用バン向けスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VL10」を9月1日より発売すると発表した。新商品は同社の商用バン専用商品として史上最高の「効き」と「長持ち」を実現したという。発売サイズは145/80R12と195/80R15の2サイズで、価格はオープン。 「BLIZZAK」シリーズは、1988年に冬道特有の凍結路面や積雪路面などでのより安心・安全なドライブに貢献するた…
ブリヂストンは7月8日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売すると発表した。発売サイズは11R22・5など4サイズで価格はオープン。 「W999」はタイヤの環境性能と運動性能を両立する基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)をトラック・バス用タイヤに初めて採用し、氷雪性能とライフを高次元でバランスしつつ、耐偏摩耗性能を向上したことが特徴。 同社は国内のトラック・バス…
ブリヂストンは7月20日、プレミアムスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3」のSUV向けのサイズを10月1日から順次発売すると発表した。追加サイズは16~21インチの10サイズで、価格は税込3万4320~7万9970円。 同社では、「SUV専用商品として、『ALENZA』に加えて、『BLIZZAK VRX3』のサイズラインアップにSUV専用サイズを追加することで、近年増加傾向にあるオンロ…
ブリヂストンはウクライナから避難している学生や留学生の受け入れを行う日本経済大学(福岡県太宰府市)の取り組みに賛同し、同大学が受け入れる学生と留学生に対して、インターンシップと工場見学を実施すると8月2日に発表した。 日本経済大学では、キーウ国立言語大学とリヴィウ国立工科大学に在学する避難民学生・留学生の受け入れを実施している。今回、ブリヂストンはウクライナの学生たちに就業体験や工場見学といっ…
ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは9月20日から国内の輸送事業者向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」の提供を開始すると7月25日に発表した。タイヤに起因する運行トラブルの未然防止、タイヤの異常発生時の早期復旧につながるソリューションサービスを通じて輸送…
ブリヂストンはバリューチェーン全体でカーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミーを目指す取り組みとビジネスモデルを連動した「サステナビリティビジネス構想」の実現に向け、環境負荷低減への活動を加速している。2021年は工場からのCO2排出量削減や、水が不足する地域での取水量の削減、パラゴムノキに代わる新しい原材料の開発など着実な成果を上げてきた。 ブリヂストンは6月29日、中長期的な企業価値向…