マーク熊谷店 ローテーションの意義、着実に浸透
国分商会(埼玉県熊谷市)が埼玉県内で展開するタイヤショップ「マーク熊谷店」ではローテーションの提案を積極的に実施しており、ユーザーにもその重要性が浸透しつつある。鹿山拓耶店長に取り組みの意義や今後の展望を聞いた。 マークでは、3年ほど前からタイヤのローテーションの提案に注力してきた。タイヤは装着位置により摩耗しがちな個所や程度が異なる。同じ位置に装着したまま長い距離を走行すると摩耗状態に差異が…
国分商会(埼玉県熊谷市)が埼玉県内で展開するタイヤショップ「マーク熊谷店」ではローテーションの提案を積極的に実施しており、ユーザーにもその重要性が浸透しつつある。鹿山拓耶店長に取り組みの意義や今後の展望を聞いた。 マークでは、3年ほど前からタイヤのローテーションの提案に注力してきた。タイヤは装着位置により摩耗しがちな個所や程度が異なる。同じ位置に装着したまま長い距離を走行すると摩耗状態に差異が…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は7月2~3日、東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山で、ドライブシミュレーターを活用したタイヤ安全啓発活動を実施した。 会場には、同社が独自にソフト開発したシミュレーターを3台設置。2日間で合計約200名がイベントに参加し、摩耗タイヤや空気圧不足のタイヤで運転するシチュエーションを疑似体験した。 ドライブシミュレーターには4つのシチュエーションを用意し…
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(BTSJ)は6月21日、タイヤメンテナンスの技能を競う競技会「第11回技能グランプリ全国大会」を名古屋市内で開催した。技能グランプリは、タイヤユーザーやメンテナンススタッフの安全確保、人材育成、サービス品質の向上などを目指す取り組みだ。BTSJの久米伸吾社長は、「高品質なサービスの提供を通じて、輸送事業者のビジネスを足元から支えていきたい」と抱負を述べた…
安全自動車が販売する非接触式のホイールアライメントテスター「ARGOS」(アルゴス)は、トー、キャンバーの測定がわずか5秒で完了するのが特徴だ。測定エリアに車両を乗り入れるだけでアライメントの測定作業を開始できるため、作業時間や労力を削減し、効率的な整備ビジネスの実現が期待できる。商品部の浮津敏幸次長は、CASEの進展を背景に「アライメントの価値の進化を提案し、『ARGOS』でお客様のニーズを開…
住友ゴム工業は4月22日に日本自動車研究所(JARI)の城里テストセンターで、タイヤセンシング技術「SENSING CORE」(センシングコア)の一部機能を使用したデモンストレーションを実施した。この技術は車両から得たデータを解析してタイヤや路面の状態を検知するもの。今回は滑りやすい路面を検知する「路面検知」機能の実演を行ったほか、車輪脱落事故の予防に向けた新機能「車輪脱落予兆検知」、「CO2排…
ブリヂストンは4月21日、東京都小平市のイノベーション拠点「ブリヂストン・イノベーション・パーク」(BIP)を本格稼働した。同日開催の開所式では、新設したイノベーションセンター「B-イノベーション」の館内を公開。BIPは、2020年にオープンした企業博物館「ブリヂストン・イノベーション・ギャラリー」や、「B-イノベーション」、テストコースの「B-モビリティ」などで構成されており、“共感から共創を…
日本ミシュランタイヤは4月15日、群馬県太田市の研究開発拠点内に開所した「ミシュランAMアトリエ」の内部を報道陣に公開した。 「積層造形」(アディティブ・マニュファクチャリング)は樹脂や粉体などの薄い層を積み重ねて立体物を製作する技術。「3Dプリント」とも呼ばれ、複雑な形状が自由に成形可能となり、従来の切削技術と比べると無駄がなく最適なデザイン設計ができる。また、使用材料を適正化できることから…
住友ゴム工業は4月22日に日本自動車研究所の城里テストセンター(茨城県)で、「センシングコア技術」の将来構想を発表した。2022年に実証実験を始め、2024年から自動車メーカー向けにタイヤの空気圧や摩耗、路面状態などを検知するシステムの提供を始める。 センシングコアは、タイヤの回転により発生する車輪速信号の解析技術により、様々な状態を検知する同社の独自技術。2017年に技術を確立し、2021年…
ブリヂストンは4月21日、東京都小平市の「ブリヂストン・イノベーション・パーク」(BIP)内にイノベーションセンター「B-イノベーション」とテストコース「B-モビリティ」を新設し、BIPの本格稼働を開始した。坂野真人グローバルCTOは「モビリティの大変革期において、今変わらなければ将来はないという思いで小平地区の再構築を断行した」と話す。 4月21日に開催したオープニングイベントで東正浩グロー…
日本ミシュランタイヤは4月15日、群馬県太田市にある研究開発拠点、太田サイト内に新設した「ミシュランAMアトリエ」の開所式を開催した。この施設では地元の製造業や教育機関などに、樹脂や粉体などを積み重ねて立体物を製作する「積層造形技術」の活用方法を教え、金属3Dプリンターの活用によるイノベーション創出につなげる。また、ミシュランとしても新たなビジネスへの知見を得ることが期待されるほか、タイヤの金型…
フォークリフトなど産業車両用カテゴリーで「CAMSO」(カムソ)ブランドの本格展開を始めた日本ミシュランタイヤ。グループ内にカムソ・ジャパンを立ち上げて事業拡大に取り組む中、交換用タイヤの供給を担うのは、このカテゴリーにおいて国内有数のノウハウを持つ丸中ゴム工業(愛知県名古屋市)だ。カムソ・ジャパンの佐野恒彦社長は「丸中ゴム工業の力を借りて一緒に成長していきたい」と将来像を描き、丸中ゴム工業の虻…
仏ミシュランは若い世代の考え方を取り入れながら社会課題に対する解決策を探るためのプロジェクトをスタートした。国内では日本ミシュランタイヤが主導して取り組みを本格的に始める。活動の理念に共感した高校生らと連携して現在起きている環境問題への対応をはじめ、将来を見据えた様々な課題解決に取り組んでいく。今後、活動の輪が広がることが期待される。 ミシュラングループは昨年「DREAM」(ドリーム)と名付け…
住友ゴムの白河工場は同社が国内に持つタイヤ工場の中で最も生産規模が大きく、新ゴム消費量は月産1万359トンを誇る。敷地面積は60万600平方メートルと広く、11月時点では約1600名が従業員として働く。製造設備は3棟あり、それぞれ乗用車用タイヤとトラック・バス用、SUVや4WD向けなどを生産する施設に分かれる。 関連:住友ゴム白河工場 地域に貢献する持続可能な工場へ 同工場では、主にレクサス…