横浜ゴム ウィンタータイヤ性能No.1に向けた進化とその実力
国内、欧州、ロシア・北欧向けウィンタータイヤで性能ナンバー1を目指す 横浜ゴムは、中期経営計画のタイヤ消費財戦略でこの目標を掲げている。ウィンタータイヤの中でも「iceGUARD 6」(アイスガード・シックス)は、これまでの開発で培ってきた技術を投入し、“ヨコハマスタッドレスタイヤ史上最高性能”を自負する。2月3、4日には、旭川市の北海道タイヤテストセンターで勉強会・試乗会を開催し、ウィンター…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)がタイヤの研究開発機能を大幅に強化する。早ければ2023年にも夏用タイヤのテストコースを新設して、現在は宮崎県の施設で行っている評価機能を全面的に移管する。タイヤのラインアップ拡充や高性能化に伴い、評価数が年々増加していく中、試験データの精度向上や実車試験の効率化を図り、競争力を高めていく。 トーヨータイヤは2月21日に北海道の「サロマテストコース」を報道陣…
ソフト99コーポレーションは2月4~7日、東京支店(江東区東雲)で「ソフト99スプリングフェア2020」を開催し、同社及びグループ会社のオレンジ・ジャパンがそれぞれTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)を紹介した。 ソフト99コーポレーションは、乗用車向けのTPMS「DRIVER COMPASS」(ドライバー・コンパス)を出品した。このシステムでは、タイヤ内部に取り付けたセンサーが空気圧…
1月10日から12日の3日間、千葉県の幕張メッセでカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON 2020」が開催された。38回目を迎えた今回、3日間の来場者数は33万6060人と前回から1.6%増加し、過去最多の動員を記録。カスタムカーや新型車、レース仕様車が数多く並ぶ会場では、タイヤメーカー各社もそれぞれのブランド色をアピールし、新商品やドレスアップ対応商品が来場者の注目を…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は10月30日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアでタイヤ点検活動を行った。この活動は1969年から実施しており、今年で51回目。乗用車の半数近くがタイヤの空気圧不足という状況が続く中、同会では今後もユーザーに対して啓発を継続することで、安全な車社会の実現に貢献していく。 JATMAの浜名湖サービスエリア点検活動は、タイヤの整備不良に起因する事故の未然防止とタ…
スタッフ自身が体験し的確なアドバイスへ KTグループの神奈川ハマタイヤは10月9~11日の3日間、横浜市内のスケートリンクで「スタッドレスタイヤ体感試乗会」を開催した。 当日は同グループ企業の神奈川トヨタ自動車、トヨタカローラ横浜、ネッツトヨタ横浜、ネッツトヨタ湘南やトヨタレンタリース神奈川及びトヨタサービスセンター神奈川のスタッフ、販売店などが参加。 この試乗会はエンドユーザーに対し、積雪…
「東京モーターショー2019」では、商用車のカテゴリーでも最先端の技術を採用した電気自動車(EV)などが多数発表となった。 日野自動車は世界初公開のコンセプトモデル「FlatFormer」を出品した。車両で利用可能な空間を最大化するため、後輪はモーターやサスペンションなどが一体となった小径タンデムユニットとしたほか、前輪もホイールハウスを小さくできる一体ユニットを採用。物流や移動に加え、ケータ…
「東京モーターショー」で自動車メーカー各社は自動運転など最新のテクノロジーを駆使したEV(電気自動車)を多数発表した。各社の主要モデルと装着タイヤに焦点をあてた。 トヨタ自動車の「超小型EVビジネス向けコンセプトモデル」は、「静粛性やパンクレス、メンテナンスフリーが合っている」(担当者)ことからブリヂストンのエアレスタイヤを装着。 レクサスはEVのコンセプトカー「LF-30エレクトリファイド…
ダンロップとファルケンの2つのブランドでブースを構成した。ダンロップエリアでは、12月1日から発売予定のフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブNEXTⅢ(ネクスト・スリー)」を公開した。発売サイズは195/65R15 91Hの1サイズで、希望小売価格は税別2万5100円。 新商品は2017年に掲げたタイヤ技術開発コンセプト「SMART TYRE CONCEPT」(スマート・タイヤ・コンセプト)…
横浜ゴムは、CASE対応技術として3つの新技術を初披露した。タイヤノイズ低減技術では、「Silent Foam 面ファスナー Concept Tire」を出品。タイヤ内部の共鳴音を低減する吸音材を面ファスナーで固定した。 これまで、タイヤ内側にはめ込む吸音材付きリングや、吸音材をタイヤ内部に接着する技術があったが、サイズごとのリング設計や接着工程が必要となるなどそれぞれ課題があった。 新技術…
日本グッドイヤーのブースでは、世界初公開となるレクサスのEVコンセプトカー「LF-30エレクトリファイド」の装着タイヤとして開発されたコンセプトタイヤを展示した。 このコンセプトタイヤは、空気力学の技術を駆使して開発したトレッドデザインとタイヤの断面形状を採用。車両がインホイールモーターを使用しており、それを冷却するためにタイヤとホイールが一体となった設計で効率的な空冷ができるようなタイヤにな…
ブリヂストンは、「SUSYM」(サシム)を出品した。これはゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマーで、ブースには「サシム」を材料に3Dプリンターで製造したコンセプトタイヤを展示。固さを調整できる特性を利用し、ホイール部は固く、トレッド側は柔らかくなっている。 「サシム」は、同社が昨年発表した「ハイ・ストレングス・ラバー」(HSR)を進化させたもの。「HSR」も天然ゴムを凌駕する強度や…
日本ミシュランタイヤは9月20日、新潟県糸魚川市内で「2019年アドバンスユーザーミーティング」を開催し、全国の運送会社から約60人が参加した。当日は、ミシュランのリトレッドタイヤを製造するトーヨーリトレッドを見学したほか、ドライバーの定着に向けたサービス提案をはじめとするセミナーを実施。運送業界の多様な課題に応えたソリューションをアピールした。 運送業界の経営環境は、慢性的なドライバー不足や…
イヤサカは、ボタン操作でホイール洗浄を実施できるホイールウォッシャー「GP12 SILVERSTONE(シルバーストン)」を提供している。タイヤ預かりなどのサービス時に並行して行われることがある洗浄作業は、これまで人の手によることがほとんどだった。だが、同製品を導入することで、作業の大幅な効率化や働き方の改善につながったケースも出てきている。 作業の自動化で高効率を実現 イヤサカは、ホイールア…
住友ゴム工業は10月5日、全国10会場で「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を実施した。2008年に開始したこの活動はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧や残溝などの点検を行うもの。例年は全国47都道府県で開催してきたが、12年にわたる活動によって浸透してきたことを踏まえて今回は会場数を限定した。 当日は、花見川緑地交通公園(千葉県)の点検活動を報道…