日本ミシュランタイヤと群馬積層造形プラットフォーム 仏機関の加入で活動加速
日本ミシュランタイヤとGAM(群馬積層造形プラットフォーム)は1月27日、仏・国立産業技術センターのCetim(テクニカル・センター・フォー・メカニカル・インダストリーズ)のノウハウを取り入れた共同開発プロジェクトやトレーニングプログラムが始まったと発表した。 Cetimは昨年6月、日本市場でトレーニングやサービスを展開することを目的としてGAMに正式加入した。これにより、GAMは「金属積層造…
日本ミシュランタイヤとGAM(群馬積層造形プラットフォーム)は1月27日、仏・国立産業技術センターのCetim(テクニカル・センター・フォー・メカニカル・インダストリーズ)のノウハウを取り入れた共同開発プロジェクトやトレーニングプログラムが始まったと発表した。 Cetimは昨年6月、日本市場でトレーニングやサービスを展開することを目的としてGAMに正式加入した。これにより、GAMは「金属積層造…
感染拡大から4年目となる新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻、物価高、エネルギーコストの上昇など国内外で政治経済に大きな影響が表れる中、様々な課題に対していかに対応して活路を開いていくのか 1月26日に日本自動車タイヤ協会(JATMA)が開いた賀詞交換会に参加した幹部に2023年の展望を聞いた。 □ブリヂストン 東正浩ジョイント・グローバルCOO 「中期事業計画の最終年である今年は…
仏ミシュランは1月10日、物流企業の独DHLエクスプレスと提携し、パンク防止タイヤ「UPTIS」(アプティス)のプロトタイプのテストを実施すると発表した。パイロットプログラムは同日から開始しており、2023年末までにシンガポールで約50台の配送車両に「アプティス」が装着される予定。 「アプティス」は“持続可能な未来へのモビリティへの貢献”をグループのビジョンに掲げるミシュランが2019年に発表…
日本ミシュランタイヤは、2022年9月にヤマト運輸とリードロジスティクスパートナー契約を締結したと発表した。この取り組みは、日本ミシュランタイヤの国内における円滑・強固な物流体制の再構築に向けたもの。既に一部で運用を開始し、2023年1月から本格始動する。同社は国内のサプライチェーン全体を変革し、物流と在庫を最適化することで、コストを削減しつつ物流品質においても“プレミアム”を目指す。カスタマー…
日本ミシュランタイヤとヤマト運輸は、1月10日から物流改革共同プロジェクトの本格運用を開始し、東日本の中央倉庫である伊勢崎倉庫(群馬県)から荷物の初出荷を行ったと同日発表した。両社はミシュランの国内における物流体制の再構築を目的として昨年9月にパートナー契約を締結していた。 今後は製造過程でタイヤに付帯するICタグを倉庫運営に活用し、タイヤ1本単位の年度管理に加え、生産国の識別などを容易にする…
仏ミシュランは12月14日、自走式スプレイヤー向けの「SPRAYBIB(スプレービブ)CFO VF710/60R46」を発売したと発表した。 新商品は、土壌の圧縮を防ぎ、収穫量を維持するため、接地面を最大化したフローテーションタイヤ。低空気圧での使用が可能で、「高い生産性を実現し、土壌保護に貢献し、大容量のタンクを積んだスプレイヤーの安定性も確保する」(同社)。 2022年初頭に発売したスプ…
日本ミシュランタイヤは来年1月から順次、タイヤの仕様や性能を表示するタイヤラベルのサイズを最大47%縮小し、現行の45種類からミシュランとBFGブランド各1種の計2種類に統一すると12月1日に発表した。 また、ラベルの貼り付け作業を日本国内からタイヤ出荷国へ移管し、これまで日本国内で使用されずに廃棄していたラベルの発生を抑える。 これらの活動により、ラベル関連のプラスチックおよび紙の年間使用…
日本ミシュランタイヤは11月17日、日本航空(JAL)が来年度から導入するエアバス社の新型旅客機「A350-1000」の5年間にわたる独占タイヤサプライヤーに選ばれたと発表した。 ミシュランがJALの独占タイヤサプライヤーとして契約締結するのは今回が初めて。「A350-1000」全機に、ミシュランの航空機用ラジアルタイヤ「エア・エックス」とリトレッドタイヤが装備される。 「エア・エックス」に…
来年8月に本社を都内から群馬県太田市へ移転することを決めた日本ミシュランタイヤ。今回の決定は持続可能なビジネスを重要テーマに掲げるミシュラングループの考えに結びつくものだ。さらに、この移転は今後の同社を大きく変革させるターニングポイントになる可能性もある。「これから日本の社会もビジネスも変革が加速する」と将来を見据える須藤元社長に、本社移転で期待される効果、変革を続けることの意義を聞いた。 ―…
日本ミシュランタイヤは11月9日、ミシュラン、BFグッドリッチ、カムソ各ブランドで市販の商用車用タイヤのメーカー出荷価格を2023年1月3日から平均8%値上げすると発表した。 対象商品は、トラック・バス用(夏・冬)、小型トラック・バス用(夏・冬)のほか、鉱山・建設車両用、産業車両用、農業機械用、リトレッドタイヤ、チューブ、フラップ。 同社では、「原材料費やエネルギー価格の上昇が製造費および輸…
ブリヂストンは10月28日、タイヤ用次世代RFIDタグの早期実用化に向け、トッパン・フォームズと実装技術の共同開発を開始したと発表した。通信性能を大きく向上させ、既存の技術より離れた位置から正確なデータの読み取りを実現する。遠隔でのタイヤデータの読み取り、システムへのデータ接続が可能となり、作業時間の短縮や安全性・作業性の改善につなげる。 RFIDは無線通信を用いてICタグなどの情報を非接触で…
日本ミシュランタイヤは10月15日、群馬県の太田サイトで社内イベント「わくわくフェスティバル2022」を開催し、社員約200名が参加した。同社は来年8月に本社を東京都新宿区から群馬県太田市に移転することを決めている。須藤元社長は「ワンチームとなって市場のニーズに対応する体制を目指している。全ての社員がリーダーとして行動することがチームの進歩となり、持続可能な成長につながる」と展望を示している。 …
仏ミシュランは10月5日、伊クーネオ工場でメディア向けのイベントを開催し、サステナブル原材料の使用比率が45%の乗用車用タイヤと58%のバス用タイヤを初めて公開した。これらのタイヤはすでに公道での使用が承認されており、現行のタイヤと同等の性能を持つという。 ミシュランでは「2つのタイヤは、2~3年以内の未来の標準的なミシュランタイヤの技術を示すもの」とし、「2050年までに全てのタイヤを100…
日本ミシュランタイヤは、国内での物流体制の再構築を目的としてヤマト運輸とリードロジスティクスパートナー契約を締結したと9月14日に発表した。ミシュランのサプライチェーン全体を変革し、物流と在庫を最適化することで、将来的な物流コストの削減や出荷リードタイムの短縮を実現する。9月から一部で運用を開始しており、来年1月10日から本格始動を予定している。 今回、ミシュランの物流体制をヤマト運輸が一元管…