ミシュラン、太田のリノベーションへ 地域連携を強化
日本ミシュランタイヤは群馬県太田市の太田サイトの一部をリノベーションし、地域の企業などと連携する機会を増やしていく。同社は来年8月までに本社を東京都新宿区から太田サイトに移転することを決めており、須藤元社長は「太田を人が集まりやすい、魅力的な場所にしていく」と意欲を示している。 太田サイトはミシュラングループ有数の研究開発拠点のため機密事項が多く、従来は意図的に外部から遮断していたという。一方…
日本ミシュランタイヤは群馬県太田市の太田サイトの一部をリノベーションし、地域の企業などと連携する機会を増やしていく。同社は来年8月までに本社を東京都新宿区から太田サイトに移転することを決めており、須藤元社長は「太田を人が集まりやすい、魅力的な場所にしていく」と意欲を示している。 太田サイトはミシュラングループ有数の研究開発拠点のため機密事項が多く、従来は意図的に外部から遮断していたという。一方…
日本ミシュランタイヤは7月28日、CROSSCLIMATE(クロスクライメート)シリーズからバン・ライトトラック用の「AGILIS(アジリス)クロスクライメート」と、キャンピングカー専用の「クロスクライメート CAMPING(キャンピング)」をそれぞれ9月8日、10月18日より順次発売すると発表した。価格は全てオープン。 両製品は、「雪も走れる夏タイヤ」として夏タイヤに求められる諸性能を備えな…
日本ミシュランタイヤは乗用車用オールシーズンタイヤ「クロスクライメート2」シリーズにSUV用タイヤ「クロスクライメート2 SUV」を追加して8月8日より順次発売する。発売サイズは17~20インチの全30サイズで価格はオープン。 新商品は夏タイヤに求められるハンドリング性能やブレーキング性能を高い水準で満たしながら、急な降雪での雪上走行も可能にした。従来品(クロスクライメート+)と比較して雪上ブ…
ブリヂストンは7月13日、グローバルでの交通安全活動に貢献するため、国連交通安全基金(UNRSF)へ2022年から2025年の4年間で総額100万ドル(約1億3000万円)の寄付を行うと発表した。「タイヤメーカーとして社会基盤を支えていくために交通安全が重要な課題と捉え、UNRSFとのパートナーシップを通じてグローバルで交通安全を推進していく」(同社)という。 また、仏ミシュランは7月1日、企…
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用タイヤ事業でDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる。昨年秋にサービスを開始した「MRN GO」は2022年内に1万件の利用者獲得を目指し、またタイヤ点検作業のデジタル化を実現する「タイヤケア」は輸送事業者8社にサービスを提供する。人手不足や労働時間規制など課題が山積する物流業界で、デジタル技術を活用して業務効率化に貢献していく考えだ。 「MR…
仏ミシュランは6月21日、バリトパシフィックグループとの合弁会社、ロイヤル・レスタリ・ウタマ(RLU)の単独所有者になったと発表した。これまで同社の資本を49%を保有していたが、残りの51%を買い増した。 RLUは、ミシュランとインドネシアのパートナー企業が2015年に開始したプロジェクト。ジャンビ州(スマトラ島)の約7万ヘクタールおよび東カリマンタン州(ボルネオ島)の約1万8000ヘクタール…
横浜ゴムと日本ミシュランタイヤは、国内市販用タイヤの出荷価格を値上げすると発表した。原材料価格の高騰が続いているほか、エネルギーコストや輸送費の上昇に対し、自社の企業努力のみで吸収することは困難なため。 横浜ゴムは10月1日に市販用タイヤ(夏用、冬用、オールシーズン)、チューブ・フラップを最大8%値上げする。同社は夏用タイヤ、オールシーズンタイヤ、チューブ・フラップは4月1日、冬用タイヤは7月…
仏ミシュランは6月22日、ポルシェの新型EV(電気自動車)「718ケイマンGT4 eパフォーマンス」が、持続可能な原材料を53%使用したミシュラン製レーシングタイヤを装着し、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で公開されたと発表した。 装着タイヤは、天然ゴム、廃タイヤから回収したリサイクルカーボンブラック、オレンジやレモンの皮、松やに、ひまわり油、スクラップスチール…
仏ミシュランは6月28日、2022年末までに全ロシア事業を現地経営陣に移管する計画を明らかにした。同社は、3月15日からロシアでの生産活動を停止しており、「生産再開は特に供給の問題で技術的に不可能」と説明している。 ロシアの従業員数は約1000名。このうち750名が所属するダビドボ工場は主に乗用車用タイヤを生産し、生産能力は年間150万~200万本。なお、ロシアの売上高はグループ全体の2%程度…
韓国の現代自動車グループは6月20日、高級電気自動車(EV)向け次世代タイヤの研究協力に関する覚書(MoU)を仏ミシュランと締結したと発表した。 今後3年の共同研究では、タイヤで使用する環境に配慮した原材料の比率を、重量ベースで現在の20%から約50%まで増加させることに注力する。また、重量のある車両に対応するタイヤの研究に加え、タイヤ摩耗や路面環境を分析するタイヤモニタリングシステムの開発も…
近年、人気が高まっているSUVは、国内市場で登録車販売の2割以上を占めるようになり、今後も様々なタイプのニューモデルが投入される予定だ。一方、同じSUVカテゴリーでもドライバーの使用環境や目的に応じてタイヤへのニーズは多様化している。こうした変化の中、日本ミシュランタイヤでは「これまでの性能だけにとどまらない、新たな価値を持つタイヤが求められている」と指摘する。同社が5月19日から順次発売を開始…
仏ミシュランは6月8日、地域経済や人材開発への貢献を目指し、仏クレルモン・フェランで建設を進めるカタルーパークのプロジェクトを紹介した。 パークの設立は昨年1月に発表していた。イノベーションを担う地域の関係者や同社のオープンイノベーションのパートナーが集う「イノベーションセンター」のほか、ミシュラン社員などの能力開発をサポートする「トレーニングセンター/タレントファクトリー」といった4つの施設…
「人とくるまのテクノロジー展」が5月25~27日に横浜市内で開催され、村田製作所は仏ミシュランと共同開発した、タイヤに内蔵可能なRFIDタグを出品した。担当者は「サイドウォールなどの情報は見えづらいケースもある。RFIDを活用すれば一瞬で製造日などを確認できる」と話していた。RFIDによりリトレッドの記録なども効率的に管理できるほか、将来的に冬用タイヤ規制における装着タイヤの判別にも応用できると…
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用タイヤを中心に、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。横浜市で開催された「ジャパントラックショー2022」で報道向けの説明会を開催し、人手不足や高齢化が課題となっている物流業界へデジタル技術で貢献していく方針を打ち出した。既に国内で展開を始めた「ミシュランタイヤケア」やRFIDを活用したサービスにより、タイヤメンテナンスの大幅な省力化を図り、ソ…