ミシュラン

非タイヤ事業にも注力 ミシュランが2030年までの事業戦略発表
ニュース 1,053
1,053

非タイヤ事業にも注力 ミシュランが2030年までの事業戦略発表

 仏ミシュランは4月8日にオンラインで事業戦略説明会を開催し、2030年までに売上高を年平均5%拡大する方針を打ち出した。同社の2020年の売上高は204億6900万ユーロ(約2兆6248億円)と前年比15%のマイナスとなったが、新型コロナウイルスの影響から抜け出す2023年には約245億ユーロまで回復する見通し。今後、フリートソリューション事業を強化するほか、3D金属プリンティングや医療用機器、…

タグ: ,
ミシュラン、海上輸送でCO2排出量90%削減へ
ニュース 363
363

ミシュラン、海上輸送でCO2排出量90%削減へ

 仏ミシュランは2月11日、脱炭素海上輸送サービスを提供する仏ネオライン社と海上貨物輸送の契約を締結したと発表した。太平洋横断の海上輸送で現在のCO2排出量を90%削減できるという。  2023年までにカナダフランス間の太平洋横断ライン航路を開設し、1年後に2隻目を稼働する計画。また、ミシュランは最終的に同社グループのコンテナ輸送の50%を委託する予定。  なお、ミシュランでは、2050年までに世…

タグ: ,
ミシュラン、初のエコデザインタイヤ「e.PRIMACY」欧州で販売開始
ニュース 2,873
2,873

ミシュラン、初のエコデザインタイヤ「e.PRIMACY」欧州で販売開始

 仏ミシュランは3月3日、環境負荷を最小化した初めてのエコデザインタイヤ「e.PRIMACY」(イー・プライマシー)を欧州向けに販売開始したと発表した。  「e.プライマシー」は環境への影響を軽減しながら優れたパフォーマンスの両立を目指しており、欧州タイヤラベリング制度のグレードは転がり抵抗でA、ウェットグリップでBを獲得した。同社では「グレードA-BもしくはA-Aを獲得したタイヤが1%未満である…

タグ: , ,
日本ミシュランタイヤ 須藤専務が初の日本人社長に
ニュース 514
514

日本ミシュランタイヤ 須藤専務が初の日本人社長に

 日本ミシュランタイヤは4月1日、B2C事業部の須藤元専務執行役員(49歳)が同日付けで代表取締役社長に就任したと発表した。須藤氏は同社にとって初の日本人社長。1999年3月に入社した後、直需タイヤ事業などを担当したほか、中国法人での勤務経験もある。  須藤新社長は「ミシュラングループが約束している『100%持続可能なタイヤおよびソリューションの実現』を日本でも促進するほか、お客様が真に求めるサー…

タグ: ,
ミシュラン、2050年にタイヤを100%持続可能へ
ニュース 5,428
5,428

ミシュラン、2050年にタイヤを100%持続可能へ

 仏ミシュランは2月23日、2050年までにタイヤを100%持続可能にする取り組みを進めると発表した。2017年に発表した「VISION(ビジョン)コンセプト」の実現に向けた研究開発も推進する。  同社は世界に7カ所の開発拠点を有しており、エンジニアなど6000人以上が350の専門分野で、目標達成に取り組んでいる。また、異業種とも積極的に連携し、イノベーションのスピードと品質向上を図っている。近年…

タグ: , ,
ミシュランとエンバイロ 初のリサイクル工場建設
ニュース 744
744

ミシュランとエンバイロ 初のリサイクル工場建設

 仏ミシュランは2月9日、スウェーデンのエンバイロ社との合弁で、タイヤリサイクル工場を南米チリのアントファガスタ地域に建設すると発表した。ミシュランにとって初のリサイクル工場となる。2023年に稼働を開始する予定で、ミシュランの投資額は3000万ドル(約32億円)以上となる。  同社では「使用済みタイヤのリサイクル技術はタイヤ産業にとって重要な柱であり、当社の持続可能な原材料調達の取り組みの一環」…

タグ: , , ,
ミシュランの航空機用タイヤ エールフランスに独占供給
ニュース 597
597

ミシュランの航空機用タイヤ エールフランスに独占供給

 仏ミシュランは1月22日、仏エールフランス航空にタイヤを独占供給すると発表した。2010年から2020年までの提携に続き今後10年間、ボーイング787を除いた短距離、中距離、長距離の航空機に主に仏・ブールジュ工場で製造した新品およびリトレッドタイヤを供給する。  ミシュランは、NZG(ニアゼログロース)技術を採用した「ミシュラン・エアX」など最新の航空機用タイヤを提供。NZGはタイヤ寸法の増大を…

タグ:
タイヤ管理にITシステムを活用 デジタルソリューション加速
ニュース 1,620
1,620

タイヤ管理にITシステムを活用 デジタルソリューション加速

 国内市場で主にトラック・バス用タイヤの管理でIoT(モノのインターネット)やTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を組み合わせたデジタルソリューションの展開が活発化している。2018年に日本ミシュランタイヤがタイヤメーカーとして初めて国内に導入した後、昨年は横浜ゴムが「タイヤマネジメントシステム」を刷新。ブリヂストンも海外市場で展開しているデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を国内向け…

タグ: , , , , , , , ,
ミシュラン 全てのタイヤにRFID搭載 予知保全サービスに活用
ニュース 3,189
3,189

ミシュラン 全てのタイヤにRFID搭載 予知保全サービスに活用

 仏ミシュラングループは2023年までに全てのタイヤにRFID(無線自動識別)チップを搭載すると発表した。  同社では、「ゆりかごから墓場までタイヤを追跡する費用対効果の高い方法であり、予知保全サービスに大きく貢献する」としている。また、「先進運転支援システムが特定のタイヤの特性に応じて応答を微調整できるようにすることで、ドライバーの安全性を高める」と利点を示した。  さらに、この技術を利用するこ…

タグ: ,
ミシュラン プラスチックリサイクル企業と提携 革新的なリサイクル技術へ
ニュース 727
727

ミシュラン プラスチックリサイクル企業と提携 革新的なリサイクル技術へ

 仏ミシュランは11月18日、プラスチック廃棄物の革新的なリサイクル技術の工業化のため、加パイロウェーブ社と提携したと発表した。  パイロウェーブ社が開発した技術は、包装材や断熱パネルなどに使用されているプラスチックからマイクロ波を利用してポリスチレンやタイヤに使用する合成ゴムの原料となる高品質なスチレンを生成するもの。ミシュランでは、「サステナブルな素材の利用率を高めることが目的」としている。 …

タグ: , ,
ミシュランがブランド価値トップに 英コンサルティング会社調査
ニュース 1,301
1,301

ミシュランがブランド価値トップに 英コンサルティング会社調査

 英ブランドファイナンス社がまとめた2020年のタイヤブランド価値は、ミシュランが3年連続のトップで前年比1.0%減の71億6100万ドル(約7571億円)だった。2位はブリヂストンで1.0%増の70億2400万ドル、3位はコンチネンタルで2.6%減の33億2000万ドルとなった。  また、ブランド力スコアランキングの1位もミシュランで、100点満点中86.2点だった。次いでブリヂストンが77.3…

タグ: , , , ,
ミシュラン 生産財タイヤで新展開 国内でカムソの販売スタート
ニュース 1,698
1,698

ミシュラン 生産財タイヤで新展開 国内でカムソの販売スタート

 日本ミシュランタイヤは生産財タイヤ事業で新たな展開を始める。建設機械用タイヤではカムソブランドの製品をラインアップに加えて、これまでより幅広いユーザーを取り込む。また、トラック・バス用タイヤ向けに展開しているTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を活用したデジタルサービスを刷新するほか、海外市場で試行しているデジタルソリューションを国内のニーズに合った形で提供する方針だ。これまでもライバルに先駆け…

タグ: , , , , , ,
ミシュラン 廃タイヤのリサイクルプロジェクトに参加
ニュース 1,361
1,361

ミシュラン 廃タイヤのリサイクルプロジェクトに参加

 仏ミシュランは9月3日、廃タイヤのリサイクルを目指し、欧州各国から13の組織が参加するプロジェクト「ブラックサイクル」が立ち上がったことを発表した。  ミシュランが組織した同プロジェクトは、廃タイヤから新品タイヤを製造する「世界初のプロセス」(同社)を作り出すことで、タイヤのサーキュラーエコノミー(循環経済)の実現を目指す。廃タイヤから原材料(2次原材料=SRMs)を回収するバリューチェーンの創…

タグ: , ,
歴史を刻むクラシックカー向けタイヤに高まる期待
事業戦略 2,621
2,621

歴史を刻むクラシックカー向けタイヤに高まる期待

 国内で過去に名車と呼ばれたヒストリックカー、クラシックカーの人気がじわり高まっている。数年前から複数の自動車メーカーが部品の復刻販売や保守サービスを始め、「愛車に乗り続けたい」「昔の乗り味をもう一度」という愛好家のニーズに応えている。それに合わせて、タイヤメーカーでも横浜ゴムやミシュランが旧車向けの販売を積極化している。横浜ゴム消費財製品企画部の大前貴睦副部長と同部製品企画1グループの五来大輔主…

タグ: , , ,
“冬商戦”へ期待高まる メーカー各社が様々な施策を展開
ニュース 1,780
1,780

“冬商戦”へ期待高まる メーカー各社が様々な施策を展開

 9月に入り北日本からTVCMが始まるなど、本格的な冬タイヤの商戦期を迎えつつある。昨シーズンは値上げ前の仮需や消費増税による需要の変動、記録的な暖冬を受けた販売の伸び悩みがあったことから今年にかける期待は大きい。このような中で、各社は様々な施策で需要喚起に注力する。  昨年は8月に各社の価格改定があり、また10月には消費増税がスタートするなど、例年とは異なる環境下で商戦が進んだ。さらに、全国的な…

タグ: , , , , , , ,