安全な点検整備を タイヤメーカーが整備技術のコンテスト開催
タイヤ整備の技術力を高めて顧客と作業スタッフの安全を守る――タイヤメーカーがここ数年、整備作業のレベルアップに向けた取り組みを強化している。全体の技術が向上し、標準化が進められるなど着実な成果が表れてきているほか、メンテナンス作業もひとつの“商品”として認知が進み、その価値が高まりつつある。 9月4日にブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤジャパンが主催する「技能グランプリ」が静岡県で…
タイヤ整備の技術力を高めて顧客と作業スタッフの安全を守る――タイヤメーカーがここ数年、整備作業のレベルアップに向けた取り組みを強化している。全体の技術が向上し、標準化が進められるなど着実な成果が表れてきているほか、メンテナンス作業もひとつの“商品”として認知が進み、その価値が高まりつつある。 9月4日にブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤジャパンが主催する「技能グランプリ」が静岡県で…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)の野地彦旬会長(横浜ゴム社長)は、「凍結路面で滑り止めをとらない運転は法令違反であることを前面に出し、早めに冬タイヤを使うよう啓蒙していただきたい」と強調する。 野地会長がそう言及するのも、過去の経験を踏まえてのもの。東京をはじめ首都圏では、ひとたび大雪に見舞われると、道路交通が大混乱をきたしてきたからだ。 この17日~18日にも、東日本や東北地方の太平洋側…
大型車の車輪脱落防止に向けて 大型車の車輪脱落防止に向けて、タイヤ業界を挙げて取り組みを進めているさなか。そのために求められるのは日頃からの点検・整備、そして適切な使用である。中でも「締め付け方式の確認と規定トルクで確実な締め付け」「増し締めの実施」「運行前の点検」「ホイールに適合したボルト・ナットの使用」――この4点が車輪脱落事故防止のポイントとなる。特に大型車ホイールには3つの方式が混在して…
装着車への適切な対応を啓発 車両総重量がおおよそ12トン以上の大型車のホイール規格が、日本特有の「JIS方式」から国際規格である「新・ISO方式」に切り替わった。大型車メーカーが昨年7月に合意し、今年春以降に発売された対象車両のすべてが、この新・ISO方式ホイールを装着している。貨物用普通車の平均車齢からみて、少なくとも今後10年以上はJIS方式とISO方式、新・ISO方式の車両が市場に混在する…