活路をひらく 輸入タイヤ (1)ノキアン/GTラジアル(阿部商会)
グローバル性能を最前面に レビューキャンペーン実施し認知度向上 自動車部品商として出発した株式会社阿部商会。創業が1948年という老舗だ。ピレリをはじめ、ACデルコやビルシュタインなど海外の名門ブランドの輸入元として、国内で広く販売展開し地歩を築いてきた。近年、販売に注力するのがノキアンタイヤとGTラジアルの2ブランド。販売促進部部長の阿部浩二氏、同部商品課タイヤビジネスシニアアドバイザーの…
グローバル性能を最前面に レビューキャンペーン実施し認知度向上 自動車部品商として出発した株式会社阿部商会。創業が1948年という老舗だ。ピレリをはじめ、ACデルコやビルシュタインなど海外の名門ブランドの輸入元として、国内で広く販売展開し地歩を築いてきた。近年、販売に注力するのがノキアンタイヤとGTラジアルの2ブランド。販売促進部部長の阿部浩二氏、同部商品課タイヤビジネスシニアアドバイザーの…
韓国のハンコックタイヤの2022年決算は、売上高が過去最高を記録し、前年比17.5%増の8兆3942億ウォン(約8778億円)だった。消費者心理の冷え込みや地政学的課題により販売数量は減少したものの、価格面や製品ミックス、為替がプラスに働いた。なお、乗用車用タイヤの販売数量に占める18インチ以上の大口径タイヤの割合は3.1ポイント増の40.8%だった。営業利益は9.9%増の7058億ウォン。原材…
阿部商会はノキアンタイヤのスタッドレスタイヤ「ハッカペリッタR5」、「ハッカペリッタR5 SUV」、「ハッカペリッタR5 EV」の3商品を8月から順次発売開始した。 乗用車用の「R5」は14~20インチの全52サイズ、SUV用の「R5 SUV」は16~22インチの全53サイズ、電気自動車向けの「R5 EV」は18~21インチの全23サイズをラインアップする。 「R5シリーズ」は気候変動による…
仏ミシュランは6月28日、2022年末までに全ロシア事業を現地経営陣に移管する計画を明らかにした。同社は、3月15日からロシアでの生産活動を停止しており、「生産再開は特に供給の問題で技術的に不可能」と説明している。 ロシアの従業員数は約1000名。このうち750名が所属するダビドボ工場は主に乗用車用タイヤを生産し、生産能力は年間150万~200万本。なお、ロシアの売上高はグループ全体の2%程度…
フィンランドのノキアンタイヤは4月8日、ロシアのウクライナ侵攻の影響を踏まえ、欧州での生産能力を増強すると発表した。株主への配当金を1億600万ユーロ(約145億円)削減して欧州新工場への投資に充てる。同社では「フィンランドと米国の工場で生産能力の増強も続け、生産の地理的な分散化を目指す」と説明している。 同社はEU(欧州連合)がロシアに対する新たな制裁としてロシア製タイヤの輸入などを禁止した…
フィンランドのノキアンタイヤは3月22日、ロシアの乗用車用タイヤ工場の稼働は継続するが、「ロシア生産への投資は行わない」と発表した。 同社はフィンランドと米国工場の生産能力拡大を進めており、将来は北欧で販売する全てのタイヤはフィンランドで生産し、北米市場向けは米国及びフィンランドから供給する。 また、同社は2006年からウクライナで事業を開始しており、約20名の従業員に関して、「社員やその家…
ロシア軍のウクライナ侵攻を受けてフィンランドのノキアンタイヤは2月25日、ロシア工場の一部生産をフィンランド及び米国工場にシフトしていることを明らかにした。ただ、この取り組みは昨年9月発表の成長戦略の一環でスタートしたもので、数量としては「多くはない」という。 なお、2月28日には「重大な不確実性」(同社)があるとして2月8日に公表した2022年通期業績見通しを取り下げると発表した。 また、…
フィンランドのノキアンタイヤは1月26日、使用する原材料の93%をリサイクル素材か再生可能原材料が占める冬用のコンセプトタイヤ「グリーン・ステップ」を発表した。 「グリーン・ステップ」は天然ゴムや再生可能オイル、もみ殻灰シリカといった再生可能原材料と、スチールやカーボンブラックなどのリサイクル素材を活用した。同社では「コンセプトタイヤに向けて創造したイノベーションは将来のタイヤに取り入れられる…
阿部商会は4月から発売したフィンランドのノキアンタイヤ「ハッカ・グリーン3」と「シーズンプルーフ」、「シーズンプルーフSUV」の商品説明会を開催した。優れたトータルバランスや耐摩耗性、燃費性能などを実現した技術を紹介する。 「ハッカ・グリーン3」は、ノキアンが掲げる商品開発コンセプト「グリーンセンスコンセプト」に基づき開発した。このコンセプトは「優れた耐久性と低転がり抵抗」「低温路面のための究…
フィンランドのノキアンタイヤは5月12日、スペインのサンタ・クルス・デ・ラ・サルサの新しいテストセンターが稼働を開始したと発表した。 同社にとって3つ目のテスト拠点となるこの施設は、年間を通して夏タイヤとオールシーズンタイヤ、冬タイヤのテストを実施できるという。広さは約300ヘクタールで、ドライおよびウェットのテストや最高で時速300kmでのテストが可能なコースなど合計10種類のトラックを備え…
阿部商会は、4月からフィンランド・ノキアンタイヤの新しいサマータイヤ「NOKIAN HAKKA GREEN3」(ノキアン・ハッカ・グリーン・スリー)とオールシーズンタイヤ「NOKIAN SEASONPROOF」(ノキアン・シーズンプルーフ)シリーズを順次発売した。 「ハッカ・グリーン3」は、プレミアムサマータイヤ「ハッカシリーズ」の最新モデル。高い耐アクアプレーニング性能とウェットグリップで雨…
フィンランドのノキアンタイヤが欧州のドライバーを対象に実施した調査によると、ユーザーがタイヤの溝深さを確認する頻度は「年に2回」が3割と最も多く、次いで「2~3カ月に1回」が24%、「年に1回」は13%、「前回いつ確認したか分からない」は10%だった。 同社では「タイヤの摩耗に注意を払っているのはごく一部の人だけだと分かったが、タイヤは車と道路の唯一の接点であり、交通安全において非常に重要だ」…