ブリヂストンの豪州子会社 鉱山向けソリューションの新拠点開設
ブリヂストンは4月10日、豪州子会社がニューサウスウェールズ州に鉱山ソリューションの新拠点を開設したと発表した。新拠点の名称は「ハンターバレー マイニング ソリューション センター」(HMSC)で、従業員数は約60名。同社がマイニングソリューションセンターを開設するのは2カ所目となる。 今後HMSCでは、鉱山車両用タイヤの販売や保守、修理をはじめ、リムの改修修理、タイヤのフィッティングなどを組…
ブリヂストンは4月10日、豪州子会社がニューサウスウェールズ州に鉱山ソリューションの新拠点を開設したと発表した。新拠点の名称は「ハンターバレー マイニング ソリューション センター」(HMSC)で、従業員数は約60名。同社がマイニングソリューションセンターを開設するのは2カ所目となる。 今後HMSCでは、鉱山車両用タイヤの販売や保守、修理をはじめ、リムの改修修理、タイヤのフィッティングなどを組…
日本ミシュランタイヤが独自の商品戦略を進め、市販タイヤ市場で攻勢を図る。消費財タイヤのカテゴリーでは市場平均を上回る成長を続けている17インチ以上の大口径タイヤでラインアップを急速に拡大させているほか、生産財タイヤでは今年からトラック・バス用のワイドシングルタイヤ「X One」(エックス・ワン)のレンタルプログラムや購入サポートといったサービスをスタートさせ、新たな需要を取り込んでいく考えだ。 …
日本ミシュランタイヤは3月12日に都内で開催したプレス向け説明会で、7月にエアレスタイヤ「X TWEEL」(エックス・トゥイール)を日本市場で販売する計画を明らかにした。国内でエアレスラジアルタイヤが製品化されるのは初めて。昨年、日本市場への導入を発表して以降、ユーザーからの問い合わせが多く寄せられているという。 「X TWEEL」はスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ。米国とカナダでは2…
丸紅は2月19日、ロシアのモスクワ市に鉱山車両用大型タイヤなどゴム資材を取り扱う販売会社、丸紅ラバールス(MMR社)を設立したと発表した。現地でニーズが高まる中、大規模鉱山をはじめ、中小規模鉱山への販売を拡大させる。 新会社の資本金は250万ドル(約2億7000万円)。将来的にはタイヤ修理やリトレッド事業、廃タイヤ処理なども行いソリューションビジネスにつなげていく。 同社は1970年代から鉱…
9月11日から14日の3日間、東京ビッグサイトで「国際物流総合展2018」が開催され、横浜ゴムなどタイヤ関連企業が出展した。 横浜ゴムは「ヨコハマとお付き合いしてみませんか?」をコンセプトに、同社のトラック・バス用タイヤと、昨年から同社グループに加わった愛知タイヤ工業の製品を多数紹介した。 横浜ゴムのエリアでは、3月に発売したオールシーズンタイヤ「710R」や舗装路・高速走行用のトレーラー向…
シングルタイヤの拡販や新たなタイヤ管理システムの導入などトラック・バス用タイヤ事業を積極化している日本ミシュランタイヤ。今年1月には生産財タイヤの各カテゴリーを統合して組織体制を“点”から“面”に移行し展開を加速させている。今後、商用車でも自動運転技術や電気自動車が普及すると見込まれる中、どのようにビジネスは変化していくのか――生産財事業を統括するB2Bタイヤ事業部の高橋敬明常務執行役員に現況と…
担い手の減少による人手不足や高齢化が加速している農業。生産効率を高めつつ、将来に繋がる強い農業を育成していくことは今後ますます重要になってくる。農家が抱える様々な課題に対して、農機メーカーが情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業に力を入れる中、タイヤメーカーも効率的な農作業に貢献するべく最新技術を搭載した新モデル投入の動きを活発化させている。各社はニーズに最適な提案を進め、生き残りを模索す…
仏ミシュランは7月12日、カナダの建設・産業機械用タイヤの専業メーカー、CAMSO(カムソ)社を買収すると発表した。買収額は14億5000万ドル(約1633億2800万円)。両社の建設・産業機械用タイヤ事業を統合して新たな部門を立ち上げる。同部門の売上高は20億ドル以上となる見込み。ミシュランは強みの高性能ラジアルタイヤやゴムクローラに加えて、カムソの主力ブランド「CAMSO」(カムソ)、「SO…
「TWEEL」(トゥイール)はミシュランが2005年に発表したタイヤとホイールを一体化させたコンセプト。強度が高いポリエステル樹脂製のスポークが配置された外観が特徴的だが、性能はどの程度なのか――「X TWEEL SSL」を小型建設機械に装着して試乗する機会を得た。 岩場や突起物の乗り越えなど、衝撃が多いコースを走行した際、スポークが大きくたわむことで確かにショックを緩和してくれる印象だ。スラ…
日本ミシュランタイヤは2019年に建設機械用ラジアルタイヤ「X TWEEL(トゥイール)SSL」を国内市場に投入する。バイアスが主流のマーケットの中で、日本初の実用化となるエアレスタイヤは大きな変革を起こせるか――。 「ユーザーにとって何がメリットになるのか」――ミシュランはこの理念のもと、過去から様々なイノベーションを生み出してきた。その最たる例がラジアルタイヤで、生産財カテゴリーでもライフ…
日本ミシュランタイヤがトラック・バス用タイヤと建設機械用タイヤ、産業車両用タイヤなど生産財タイヤをトータルで提案するビジネスに乗り出した。従来はカテゴリーごとに対応していたが、今年1月に生産財を全体で運営する「B2Bタイヤ事業部」を立ち上げ、点から面に事業を拡大する体制に移行。トラック用タイヤで培ってきた戦略を活用することで、3年後には市販用タイヤで、生産財事業の売上高を2割程度引き上げたい考え…
日本ミシュランタイヤは5日、産業機械のスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ「MICHELIN X TWEEL SSL」を2019年に国内市場に導入すると発表した。 同商品は2012年から北米市場などで販売しており、主に建設現場や道路舗装工事、農業などの作業現場で使用されている。優れた乗り心地で作業者の疲労低減に繋がるほか、パンクによる作業中断がなくなることで生産性の向上が期待できる。 エ…
愛知タイヤ工業の生産拠点は本社に隣接する小牧工場と春日井工場の2工場。小牧工場では比較的小径のタイヤを生産しているのに対して、春日井工場はホイールローダー用の24インチクラスまで対応する。生産面で主力となる同工場には約70名のスタッフが在籍している。 フォークリフト用タイヤは用途によってゴムをアレンジする必要があるため、30種類以上のゴムを使い分け、生産品目は約500種類にも及ぶという。 同…
横浜ゴムが昨年3月に買収した愛知タイヤ工業(愛知県小牧市)は、倉庫などで使用される産業車両向けタイヤの老舗。このカテゴリーで国内トップクラスのメーカーが横浜ゴムの傘下に入った理由はどこにあるのか、また横浜ゴムにとってどういったメリットがあるのか――。「成長の可能性はまだまだある」と意欲を示す黒川泰弘会長(横浜ゴム執行役員)に今後の展望を聞いた。 将来は生産拡大も視野に ――横浜ゴムが愛知タイヤ…
横浜ゴムが昨年7月に約1356億円で買収した蘭ATG(アライアンス・タイヤ・グループ)。同社の会長を務める小林達氏(横浜ゴム副社長)は、「横浜ゴムグループの将来をかけた事業」と位置づけ、統合効果を最大限発揮させるべく土台作りに取り組んできた。今年3月以降、野地彦旬社長にバトンを渡す予定で、両社の得意分野を融合させつつ一層の事業拡大を図る。さらに今回の買収は横浜ゴムのこれからの企業運営にとっても大…