小野谷機工が新規上場を申請 東証TOKYO PRO Marketへ
タイヤ整備機器・リトレッドタイヤ用機器・廃タイヤ処理関連機器の国産メーカー、小野谷機工(福井県越前市、宇田公郎社長)は7日、東京証券取引所が運営するプロ向け株式市場、TOKYO PRO Marketへの新規上場の申請を行った。申請には日本M&Aセンターを指定アドバイザー(J−Adviser)とした。 TOKYO PRO Marketはプロの特定投資家のみ参加が可能。上場により企業として…
タイヤ整備機器・リトレッドタイヤ用機器・廃タイヤ処理関連機器の国産メーカー、小野谷機工(福井県越前市、宇田公郎社長)は7日、東京証券取引所が運営するプロ向け株式市場、TOKYO PRO Marketへの新規上場の申請を行った。申請には日本M&Aセンターを指定アドバイザー(J−Adviser)とした。 TOKYO PRO Marketはプロの特定投資家のみ参加が可能。上場により企業として…
更生タイヤ全国協議会は23年度リトレッド生産実態調査をまとめた。 年間生産量はTB(トラック・バス)127万3千本(前年比3.9%増)、LT(小型トラック)9万7千本(同15.2%増)、ID(産業車両)とOR(建設車両)を含めた合計は137万9千本(同4.2%増)。環境志向の高まりを受け、生産量は安定的に推移した。 分野別ではTBとLTは堅調に推移。リトレッドタイヤ全体としても感染症拡大期の…
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(3R推進協議会)による「令和5年度3R推進功労者等表彰」で、新潟県糸魚川市のリトレッドタイヤ製造会社、トーヨーリトレッド㈱(代表取締役・髙瀬昌洋氏)が「推進協議会会長賞」を受賞した。10月30日、都内で行われた表彰式に髙瀬社長が出席した。 今回の受賞について、髙瀬社長は謝意を表すとともに「SDGs、カーボンニュートラルへの取り組みや、限りある資源の有…
住友ゴム工業 執行役員タイヤ国内リプレイス営業本部長 河瀬二朗氏 “人に寄り添う”ビジネスを展開 ――国内リプレイスタイヤ事業について、これまでを振り返って。 新型コロナの感染状況が下火になりつつあることから、経済環境は回復基調にありました。国内経済全般で物価の上昇が見られ、タイヤ業界でも原材料価格や輸送費の高騰などを受け22年に2度、市販用タイヤの値上げを行いました。その影響もあり、22…
トーヨータイヤジャパン㈱代表取締役社長 山邊憲一氏 “存在感”更に高め一層の収益向上目指す ――2022年の事業を振り返って。 コロナ禍が収束には至りませんでしたが、行動制限などが徐々に解除される中、タイヤ需要に回復の動きが現れてきました。ただ、エネルギー費や物流費、原材料価格などの高騰の影響を受け、業界全体でタイヤ価格の値上げが行われました。夏用と冬用とで値上げが行われたことに伴い、市場で…
特殊塗料や溶剤の開発・販売を行う江戸川合成(埼玉県東松山市)は、2021年8月に再生タイヤ(リトレッドタイヤ)向けの水性塗料「アクアリコート」を本格発売した。同製品はサイドウォールに新品タイヤのような艶消しの黒色を再現し、意匠性に寄与する同社初のタイヤ向け塗料となる。ゴムに対する密着性、塗膜性能も十分に確保していることから、本格発売後は複数のメーカーで採用されたほか、新品タイヤの製造工程で生じた…
トーヨーリトレッド(新潟県糸魚川市)は11月6日、新潟県環境会議から「新潟県優良リサイクル事業所表彰」を受けた。この制度は、県環境会議が毎年行うもので、資源の再使用や再資源化へ優れた取り組みを行っている事業所を表彰している。 今回、トーヨーリトレッドはリトレッドタイヤの生産を通じた取り組みが持続可能な社会・環境づくりに寄与したとして表彰された。同社では「カーボンニュートラルへの取り組みや限りあ…
ブリヂストンの米グループ会社、ブリヂストン・アメリカス・インクは9月26日、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米テキサス州のアビレーン工場の生産能力増強を決定したと発表した。総投資額は6000万ドル(約84億円)で、2025年1月までに生産スペースの拡張と設備増設を完了し、生産能力を16%増やす計画。 ブリヂストンは8月に発表した長期戦略で、プレミアムタイヤ事業と連動し、リトレ…
特殊塗料・溶剤の開発や製造、販売を行う塗料メーカーの江戸川合成(埼玉県東松山市)は、昨年8月に再生タイヤ(リトレッドタイヤ)用の水性塗料「アクアリコート」を本格発売した。同社初のタイヤ向け塗料となる新製品の開発背景や今後の展望を営業部の中川怜部長に聞いた。 再生タイヤの仕上げを美しく 「アクアリコート」は、再生タイヤのサイドウォールに新品タイヤのような艶消しの黒色を再現し、意匠性に寄与する製品…
塗料メーカーの江戸川合成(埼玉県東松山市)は8月30日、リトレッドタイヤなどを対象とした水性塗料「アクアリコート」(写真)を本格発売したと発表した。 この塗料は、タイヤのサイドウォールに塗布し、新品同様の質感を付与するもの。黒味が深い艶消し塗面の実現を目指した。また、可塑剤の影響を受けにくく、タイヤに対して優れた密着性を発揮するという。 同社では「タイヤのリユースは、廃棄ゴムの数量削減を促進…
ブリヂストンの「サステナビリティビジネス構想」は、安心・安全な移動を支えながら、CO2など温室効果ガスの排出量実質ゼロを意味するカーボンニュートラルへの貢献を目指したもの。CO2排出量の削減や資源の循環など、サステナビリティ(持続可能性)を掲げる同構想で推進する取り組みや、その将来像をGサステナビリティ推進部長の稲継明宏氏に聞いた。 社会やお客様と共に持続可能に ブリヂストンは昨年12月、資源…
ブリヂストンは12月22日に都内で会見を開き、カーボンニュートラル(炭素中立)社会の実現に貢献する「サステナビリティビジネス構想」を発表した。CO2排出量の削減目標を2030年に11年比5割減に拡大する。従来は3割減としていたが、生産現場でのエネルギー効率の最大化や再生可能エネルギーの使用拡大、さらにタイヤの原材料に占める再生可能資源の比率を4割に高めるなどサーキュラーエコノミー(循環型経済)へ…
ブリヂストンは10月22日、都内で報道陣向けに開催した技術イノベーションの発表会で、日本航空(JAL)と共同で実施している航空機タイヤのソリューションビジネスを紹介した。 現在、ブリヂストンではゴムという独特な特性を持つ素材を扱う中で培った経験値やデータを活用し、多くのタイヤを開発してきたリアルの強みとデジタルを融合したソリューション事業を推進している。その一例がJALグループの地域路線を運航…