米国のタイヤ出荷は1割増の見通し
米タイヤ製造者協会(USTMA)は12月1日、2021年のタイヤ出荷量が前年比10.8%増の3億3600万本となる見通しを発表した。 新車用タイヤは、乗用車用が1.0%増の3760万本、ライトトラック用は4.6%増の560万本、トラック用は23.3%増の580万本と予測。 市販用は乗用車用が10.9%増の2億2600万本、ライトトラック用は16.8%増の3840万本、トラック用は18.1%増…
米タイヤ製造者協会(USTMA)は12月1日、2021年のタイヤ出荷量が前年比10.8%増の3億3600万本となる見通しを発表した。 新車用タイヤは、乗用車用が1.0%増の3760万本、ライトトラック用は4.6%増の560万本、トラック用は23.3%増の580万本と予測。 市販用は乗用車用が10.9%増の2億2600万本、ライトトラック用は16.8%増の3840万本、トラック用は18.1%増…
住友ゴム工業は11月24日、10月8日から10月24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施した「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」で整備不良が26.9%の割合で確認されたと発表した。 タイヤ点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、タイヤの残溝や表面の損傷、空気圧などの点検を行うもの。2008年から活動を継続して実施しており、25回目となる今回は計1145台の車両のタイヤを点検…
NEXCO東日本東北支社は11月2日、初冬期の高速道路における冬用タイヤの装着率をまとめた。 それによると、2015年から2019年の5年間平均で、11月第1週の東北全体の冬用タイヤ装着率は25%だった。その後、11月第3週に62%、12月第1週には89%と上がっていくが、福島県や宮城県といった南部では装着率が低い傾向にある。 また、シーズン初めの降雪日には事故が多く発生する傾向にあることも…
欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は10月14日、2021年第3四半期(7~9月)の欧州における市販用タイヤの販売実績を発表した。 それによると、乗用車用タイヤ(SUV用、ライト・コマーシャル・ビークル用を含む)の販売本数は、前年同期並みの6055万5000本だった。このうち、夏用タイヤは11%減、冬用タイヤは前年と同水準だったものの、オールシーズンタイヤは20%増と大幅に増加した。 …
市販用を中心に新型コロナウイルスの影響から回復している新品タイヤ市場に対し、中古タイヤ市場では余波が続いている。現在、中古タイヤの輸出業者には海上輸送のコンテナ不足や運賃高騰といった課題が重くのしかかっており、財務省の通関統計によると、2021年1~8月累計の中古タイヤの輸出実績は前年同期比10.1%減の531万2109本となった。今年の実績を2019年同期と比べると17.2%ものマイナスとなる…
調査会社のGfKジャパンが9月22日に発表したタイヤ販売動向によると、上半期(1~6月)の販売数量は前年同期比9.6%増、販売金額は10.5%増だったことが分かった。また、平均価格(税抜)は0.8%増の8943円となった。 この調査は全国のカー用品店やタイヤ専門店、SS、インターネットなどの販売実績データ等をもとに、全国市場規模相当に拡大推計したもの。 チャネル別の販売数量では、カー用品店な…
大型車(車両総重量8トン以上のトラックまたは乗車定員30人以上のバス)のホイール・ボルト折損によるタイヤ脱落事故が2020年度(2020年4月から2021年3月)に131件発生したことが国土交通省のまとめで分かった。脱落事故による負傷者はいなかったものの、件数は5年連続で増加して統計のある2004年度以降で最多となった。 今回の統計によると、事故は11月から2月までの冬期に87件と集中しており…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は7月16日、国内タイヤ需要の年央見直しを発表した。それによると、市販用タイヤは上期に冬用タイヤが想定を上回ったことやライトトラック用タイヤの需要が堅調に推移したため、四輪車用の各カテゴリーで年間需要を上方修正した。また新車生産・販売が当初の見通しより増加するため、新車用タイヤの需要も上振れる見込みだ。 JATMAでは需要の前提条件として、実質経済成長率を当初…
JAF(日本自動車連盟)のロードサービス件数でタイヤ関連の救援依頼が増加していることが分かった。 2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)は全国で211万7485件の救援依頼があった。内容別で、タイヤのパンクやバースト、エア不足などの「タイヤ関連トラブル」は36万2233件(構成比17.6%)あった。2016年はタイヤ関連の件数が35万8265件(構成比15.6%)だったが、全…
欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は5月11日、欧州連合(EU)27カ国を含む32カ国における2019年の廃タイヤの調査結果を発表した。それによると、廃タイヤの94%は材料再利用またはエネルギー回収に用いられており、リサイクル状況は過去数年間と同水準となったことが分かった。 廃タイヤの発生量は前年比約3%減の345万53トン。このうち54%が材料再利用に活用され、数量は7%減の187万9…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)が4月23日に発表した2020年の廃タイヤ(使用済みタイヤ)リサイクル状況によると、昨年1年間の廃タイヤの総発生量は8600万本(93万7000トン)で、前年と比較して本数は1000万本、重量は8万9000トン減少した。 ルート別での廃タイヤの発生量は、タイヤ取替え時が本数、重量ともに約1割減少している。新型コロナウイルスによる経済の落ち込みなどで市販用タイヤ…
JAF(日本自動車連盟)の2020年度のロードサービス件数は、前年度比2.4%(5万198件)減の204万6885件だった。内訳は、一般道路が1.7%(3万4805件)減の199万5337件、高速道路は23.0%(1万5393件)減の5万1548件となった。 故障内容別で一番多かったのは、「過放電バッテリー」で、3.4%(2万3796件)増の71万7030件と全体の35%を占めた。2位は「タイ…
欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)が発表した加盟企業の第1四半期の市販用タイヤの販売実績は、乗用車用(SUV用、ライト・コマーシャル・ビークル用含む)が前年同期比12%増の5372万2000本だった。また、トラック用が18%増の333万6000本、農機用は9%増の33万9000本となった。 同協会では「全てのセグメントで需要が回復していることは心強い。業界と社会にとって良い兆しだ」として…
2020年にタイヤ空気充てん作業時の事故が38件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調査で分かった。作業者が死亡する事故が2件、重軽傷を負った事故は13件あった。 2件の死亡事故はタイヤ専業店と自家整備で起きた。専業店ではパンクした状態で走行したホイールに新品のトラック・バス用タイヤをリム組みして安全囲いに立て掛けた状態で空気充てんを実施。充てん中にビード部がホイールのリムフラン…