=シリーズ=春商戦到来!各社の25年販促戦略 (3)住友ゴム工業(ダンロップ)
SYNCHRO WEATHER/SPORT MAXX「プレミアム2ブランドの特徴を訴求」 ダンロップは春商戦でオールシーズンタイヤの「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」とプレミアム夏タイヤの「SPORT MAXX(スポーツマックス」シリーズを打ち出す。株式会社ダンロップタイヤのマーケティング本部消費財マーケティング1グループの松村尚典氏に話を聞いた。  …
SYNCHRO WEATHER/SPORT MAXX「プレミアム2ブランドの特徴を訴求」 ダンロップは春商戦でオールシーズンタイヤの「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」とプレミアム夏タイヤの「SPORT MAXX(スポーツマックス」シリーズを打ち出す。株式会社ダンロップタイヤのマーケティング本部消費財マーケティング1グループの松村尚典氏に話を聞いた。  …
住友ゴム工業は、トラックのタイヤ状態を一元管理できるアプリケーション「ESP3.0(イーエスピーサンテンゼロ)」を3月3日から提供開始した。 対象はDUNLOPの「タイヤ空気圧・温度管理サービス」の駐車場管理式、またはテレマティクス式のツールを利用するトラック運行会社などのユーザーとなる。 「ESP3.0」は、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)から得たリアルタイムの空気圧と温度データーに加…
住友ゴム工業はグループの長期経営戦略を策定し、7日発表した。2035年を見据え、三つの成長ドライバーで事業を推進。「ゴムから生み出す“新たな体験価値”をすべての人に提供し続ける」という2035年の目指す姿を達成し、Our Philosophy(企業理念)の具現化を進めていく。 同社は長期経営戦略を「R.I.S.E.2035(ライズ ニーゼロサンゴ)」と名付けた。 策定の背景には…
住友ゴムは24年度連結業績を発表した。連結範囲の異動は、24年度に組織再編でダンロップタイヤ北海道をはじめ国内タイヤ販売子会社10社をダンロップタイヤ(=DT)に統合した。連結子会社は新規がDT1社、除外15社で計82社。持分法適用会社は3社で変更はない。 同期は売上収益1兆2119億円(対前期増減率2.9%増)、事業利益879億円(同13.2%増)で過去最高を達成。事業利益率も7.3%で、中…
住友ゴムは13日、第133期(24年1月1日〜12月31日)連結業績を発表した。24年度は売上収益・事業利益ともに過去最高を更新。事業利益率は中期経営計画で27年目標にしていた水準を前倒しで達成した。タイヤ事業も好調に推移し増収増益となり、売上収益は過去最高となった。夏タイヤでは国内市販で高インチ・高付加価値商品の拡販、北米市販でのFALKEN「WILDPEAK」好調の持続が功を奏した。 &nb…
12月25日号で既報したように、住友ゴム工業は名寄タイヤテストコース内の屋内氷上試験施設「NICE」に冷却装置を導入した。その背景には、オールシーズンタイヤやスタッドレスタイヤの開発に際し温暖化をはじめとする環境の変化や国際基準への対応があげられる。冷却装置を導入することで、タイヤの開発効率化への布石を打った格好だ。竣工式典終了後には「シンクロウェザー」と「ウィンターマックス03」を履いての試走…
住友ゴム工業は8日、米国グッドイヤー社(GY)から、欧州・北米・オセアニア地域での四輪タイヤのDUNLOP(ダンロップ)商標権=写真=などを取得する譲渡契約を締結したことを発表した。1999年に結んだGYとのアライアンス契約が2015年に解消されたのを機会に欧米でのDUNLOP商標権を手放していた。今回の契約でこれを買い戻す。 住友ゴムは同日、米国にもつなぎオンラインで臨時説明会…
住友ゴム工業は16日、東京本社で2024年度年末社長会見を行った。山本悟社長=写真=は24年を振り返り、概況と各事業について次のように述べた。 一部自動車メーカーの生産停止による影響やインフレなどによる市況停滞があったが、円安環境もあり利益状況は大幅に改善した。顧客ニーズに対応した高機能商品の開発・増販に取り組み、構造改革、経営基盤強化を強力に推進した。 中期経営計画の進捗は、構造改革の最優…
住友ゴム工業は4日、タイヤ騒音を精度よく短期間で予測できるシミュレーション手法を新開発したと明らかにした。 路面凹凸によるタイヤへの振動入力と路面の吸音特性を考慮することで、特定のタイヤで実測値と予測値の誤差は約1%となり、予測精度が大幅に向上した。さらに従来は約1カ月を要していた計算期間を約1週間に短縮できた。 同社はタイヤパターンが凹凸路面に接地する際に発生するパターンノイズ解析に関する…
ブリヂストン、住友ゴム、横浜ゴムの3社が企業のLGBTQ+施策を表彰する「PRIDE指標2024」で最高評価のゴールドを受賞した。 「PRIDE指標」は、一般社団法人work with Prideが職場における性的マイノリティへの取り組みの評価指標として2016年に策定。企業の取り組みを「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階で評価する。職場のダイバーシティが重視されるなかで3社が最高評価…
住友ゴム工業は8日、米国タイヤ製造子会社の「Sumitomo Rubber USA(SRUSA)」における生産活動を終了し、解散することを発表した。これまで日米一体でSRUSAの生産体質、業務効率の向上に取り組んできたが、収益性の悪化により、生産性改善と収益化のための時間軸があわないと判断し解散を決定した。 同社は15年、米グッドイヤー社とのアライアンス解消にともないSRUSAを取得し100%…
近未来のモビリティ社会実現へ(前後2回/後編) (前編からの続き) ——これからのロードマップをどう描いているのか。そのマイルストーンを。 「センシングコアの機能拡張に応じて、ビジネスの領域を拡大していく考えです。当社オートモーティブシステム事業部のなかで、センシングコアの開発に携わる者がさまざまなアイデアを考えその具現化に取り組んでおりますが、現時点で具体的な内…
近未来のモビリティ社会実現へ(前後2回/前編) クルマに不可欠なソフトをめざす ——センシングコアの振り返りを。 「センシングコアは、間接式TPMS(タイヤ空気圧監視システム)であるDWS(Deflation Warning System)をベースにしたソフトウェアです。タイヤはクルマと路面との唯一の接点であり、DWSはタイヤ空気圧の低下を検知する仕組みです。 30年ほど前…
住友ゴム工業は9月25日、川崎重工業、神戸製鋼所と3社合同で「神戸モノづくり企業 技術系女性交流会」を実施した。 神戸に拠点を置く3社は従来からダイバーシティ活動に関する情報共有を実施していた。各社の女性エンジニアから「ネットワーキングを行う場が少ない」という声があがり実現したもので4回目の開催となった。会場で70名、オンライン約90名の女性技術者が参加し、今回のテーマ「技術系管理職のリアル~…