住友ゴム

持続的な天然ゴムの活用へ 生産性向上や多様化に注力
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持続的な天然ゴムの活用へ 生産性向上や多様化に注力

 タイヤ原材料の重量構成比で約3割を占めるとされる天然ゴム。将来にわたり利用していくには、安定した生産や栽培に伴う環境破壊への配慮などが欠かせない。これらの課題を踏まえ、国内タイヤメーカーでは、天然ゴムの生産性向上や供給源の多様化に寄与する研究など様々な取り組みが進められている。  現在、タイヤ製造では、パラゴムノキの樹液から生産した天然ゴムが利用されている。このタイヤ主原料について、ブリヂストン…

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住友ゴム SUV用スタッドレス「WINTER MAXX SJ8+」発表
ニュース 581
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住友ゴム SUV用スタッドレス「WINTER MAXX SJ8+」発表

 住友ゴム工業は6月28日、ダンロップブランドのSUV用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX SJ8+」(ウインター・マックス・エスジェイエイトプラス)を8月1日から順次発売すると発表した。発売サイズは15~22インチの54サイズで、価格はオープン。  今回、8年ぶりにリニューアルした新商品は凹凸構造を持つ「ナノ凹凸ゴム」を採用することで高い密着力を目指して開発。従来品(ウインター・マックス…

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将来のタイヤ管理見据え 開発進む「摩耗センシング技術」
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将来のタイヤ管理見据え 開発進む「摩耗センシング技術」

 自動車産業全体でCASEやMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)を見据えた変革が加速する中、タイヤも例外ではなくIoT(モノのインターネット)化が進みつつある。クラウドなどの外部とつながり、車両の管理や制御などに活用するための情報を取得する「センサー」としての機能に注目が集まっている。従来から取得可能だったタイヤの空気圧や温度データに加え、摩耗状態を自動で検知する技術開発が進められており、将…

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住友ゴム、先端研究施設を積極活用 新たなタイヤ材料開発へ
ニュース 1,475
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住友ゴム、先端研究施設を積極活用 新たなタイヤ材料開発へ

 住友ゴム工業は6月21日、兵庫県佐用郡にある大型放射光施設「SPring-8」(スプリングエイト)およびX線自由電子レーザーの「SACLA」(サクラ)の見学会を報道陣向けに開催した。  同社ではタイヤゴム材料の研究開発力を向上させる目的で、2001年から「SPring-8」を活用している。当時、スタッドレスタイヤのトレッドに配合したファイバーについて、氷上での動きを確認・立証することが課題となっ…

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“タイヤから取得した情報”で安全・安心へ 住友ゴムの「センシングコア」
事業戦略 2,104
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“タイヤから取得した情報”で安全・安心へ 住友ゴムの「センシングコア」

 住友ゴム工業は今年2月に独自のタイヤセンシング技術「SENSING CORE」(センシングコア)を進化させ、タイヤの摩耗量を検知する技術を確立したと発表した。タイヤから取得した情報を活用してクルマの安全・安心にいかに貢献していくか――同社オートモーティブシステム事業部DWSビジネスチームリーダー兼ソリューション技術開発室主幹の川崎裕章氏に技術の概要と今後の展望を聞いた。  「センシングコア」は、…

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住友ゴムの山本社長「企業価値を高めるために」グローバル体制確立へ
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住友ゴムの山本社長「企業価値を高めるために」グローバル体制確立へ

 住友ゴム工業は2020年2月、新中期経営計画を公表。その実行性を高めるために「Be The Changeプロジェクト」をスタートさせた。山本悟社長は本紙のインタビューで「その狙いは利益基盤と組織体質の強化にある。活動が従来のトップダウン型ではなくボトムアップ型であるのも特徴的な点。新たな企業風土を醸成しており、活動の成果に期待している」とし、同プロジェクトの滑り出しを高く評価する。  この新中計…

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国内タイヤ4社の第1四半期は大幅増益に 需要回復で3社が通期上方修正
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国内タイヤ4社の第1四半期は大幅増益に 需要回復で3社が通期上方修正

 国内4社の第1四半期(1~3月)業績が出揃い、全社が増収増益を達成した。前年同時期には新型コロナウイルスの影響が広がっていたが、そこから1年が経過して需要は大きく改善しつつあるようだ。下期にかけて天然ゴム価格や原油の上昇など原材料高が懸念されるが、北米や中国でのタイヤ販売が当初の想定より好調に推移しており、住友ゴム工業、横浜ゴム、TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は通期の業績予想を上方修正した…

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住友ゴム、タイヤ検知技術の開発加速 新たなサービス創出も
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住友ゴム、タイヤ検知技術の開発加速 新たなサービス創出も

 住友ゴム工業が独自のタイヤセンシング技術「センシングコア」を軸としたソリューション展開を加速させている。CASEに対応する将来のビジネスを確立させるとともに、2025年以降にはこれまで市場になかったようなサービスを創出していく。  センシングコアはタイヤの回転により発生する車輪速信号を解析し、タイヤの空気圧や路面の状態などを検知する技術で2017年に開発した。 同社ではこの技術を進化させ、タイヤ…

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勇気、情熱持ち“挑戦”を 入社式でトップがメッセージ
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勇気、情熱持ち“挑戦”を 入社式でトップがメッセージ

 新年度がスタートした4月1日、国内タイヤメーカーが一斉に入社式を行い、各社のトップは「果敢に挑戦を」「一歩踏み出す勇気を」など、新入社員へ大きな期待を込めてエールを送った。  ブリヂストンの石橋秀一グローバルCEOは、創業以来、同社が使命とする「最高の品質で社会に貢献」について「全ての戦略・活動のベースだ。時代の変化に応じ、社会・お客様にとって何がベストかを常に追求し、『最高の品質』を進化させ、…

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住友ゴムや業界団体「タイヤの日」に合わせて啓発活動実施
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住友ゴムや業界団体「タイヤの日」に合わせて啓発活動実施

 住友ゴム工業は「4月8日タイヤの日」に合わせて4月8日から5月31日の期間、全国のダンロップの店舗でタイヤ点検を無料で受けられる「2021年春の全国タイヤ安全点検キャンペーン」を実施する。  点検後に公式SNSのキャンペーン画像を提示した来店客には、各店舗先着15名にオリジナルドラえもんグッズをプレゼントする。なお、一部店舗では新型コロナウイルス感染予防の観点から乗車したまま点検を受けられる「乗…

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採用のオンライン化進む 国内4社の新卒採用動向
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採用のオンライン化進む 国内4社の新卒採用動向

 新型コロナウイルスによる影響が長期化する中、タイヤ各社の新卒採用活動もオンライン中心に変化しているようだ。国内タイヤメーカー4社に新卒採用に関するアンケートを実施し、2月26日までに得た回答によると、2021年4月採用(大卒以上)はブリヂストンと住友ゴム、横浜ゴムは前年より人数が減少したが、計画に届かなかったのは1名が辞退したブリヂストンのみだった。  また、採用活動の変化を聞いたところ、ブリヂ…

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住友ゴム、材料開発加速 スパコン「富岳」利用を開始
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住友ゴム、材料開発加速 スパコン「富岳」利用を開始

 住友ゴム工業は3月9日、スーパーコンピューター「富岳」の2021年度HPCIシステム利用研究課題募集における「富岳」産業課利用枠に採択されたと発表した。富岳は9日から学術・産業分野向けに共用開始されている。住友ゴムは富岳の利用を通じて、タイヤ新材料開発技術「アドバンスド4Dナノ・デザイン」を進化させる方針。  同社では、技術革新のキーコンセプト「スマートタイヤコンセプト」で、摩耗や経年による性能…

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住友ゴム、タイヤ周辺センサーのバッテリーレス化に成功
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住友ゴム、タイヤ周辺センサーのバッテリーレス化に成功

 住友ゴム工業は3月1日、タイヤ周辺センサーのバッテリーレス化に成功したと発表した。同社は関西大学と共同で、タイヤの内側に静電気を利用した発電デバイスを取り付け、タイヤの回転によって電力を発生させる技術開発を行っている。今回は摩擦帯電に係る構造と材料の最適化により、発電電力を向上。さらに充電機能の追加により、電池などのバッテリーを使用せず、タイヤ周辺に搭載するセンサーへの電源供給が可能となった。 …

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住友ゴム 全ての管理職対象に「ジョブ型人事」開始
ニュース 2,564
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住友ゴム 全ての管理職対象に「ジョブ型人事」開始

 住友ゴム工業は2月9日に開いた決算会見の中で、今年4月からジョブ型人事制度を導入することを明らかにした。組織体質を改善し、経営基盤強化につなげることが目的。当初は全ての部門で部課長級の管理職約700名が対象となる。  会見で木滑和生副社長は、「一般的なジョブ型というよりも日本的経営に近い形で、社員の満足度を高めるために活用していきたい」と話した。  同社はグループ全体で働き方改革を推進していく方…

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住友ゴム「摩耗検知技術」確立 2023年にサービス開始
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住友ゴム「摩耗検知技術」確立 2023年にサービス開始

 住友ゴム工業は2月9日、タイヤの摩耗量を検知する技術を確立したと発表した。独自技術「センシングコア」を活用し、空気圧と荷重、路面状態に加えて、摩耗状態も検知できるようになり、今後のビジネス拡大につなげていく。  「センシングコア」はタイヤの様々な状態を検知できる技術。タイヤをセンサーとして利用するため、追加のセンサーが不要で、メンテナンス性にも優れる。  今回、技術を確立した摩耗検知は車輪速信号…

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