住友ゴムのオールラウンドSUV用タイヤ「GRANDTREK AT5」誕生
住友ゴム工業は、ダンロップブランドのオールラウンドSUV用タイヤ「GRANDTREK(グラントレック)AT5」を3月1日から順次発売する。発売サイズは15~18インチの全25サイズで、価格はオープン。 新商品は、SUVユーザーの多様な要求に応え、オンロードでのウェット性能や高速操縦安定性、オフロードでの高いトラクション性能を両立した。さらに耐偏摩耗性能を向上させることで優れたライフ性能も実現し…
住友ゴム工業は、ダンロップブランドのオールラウンドSUV用タイヤ「GRANDTREK(グラントレック)AT5」を3月1日から順次発売する。発売サイズは15~18インチの全25サイズで、価格はオープン。 新商品は、SUVユーザーの多様な要求に応え、オンロードでのウェット性能や高速操縦安定性、オフロードでの高いトラクション性能を両立した。さらに耐偏摩耗性能を向上させることで優れたライフ性能も実現し…
住友ゴム工業は2月9日に開いた決算会見で、世界のタイヤ需要本数の見通しを公表した。それによると、昨年は新型コロナウイルスの影響で前年比14%減の約16億本だった。19年の水準に回復するのは22年頃となる見込み。 ただ同社の販売は、昨年は12%減少したものの、21年は19年比3%減と、世界需要(5%減)を上回るレベルで回復する見通しだ。中でも、ニーズが高まっているSUV用や18インチ以上の乗用車…
「CASE」、「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)といった自動車業界の変革が進む中、タイヤメーカーはITを駆使してタイヤビジネスの現場を革新しようとしている。住友ゴム工業は従来のタイヤ販売にとどまらず、TPMS(タイヤ空気圧管理システム)を活用したソリューションの展開や、デジタルツールを用いて得られる様々なデータを利用したシステムの構築に取り組んでいる。その一環として、2019年5月に…
住友ゴム工業は、オールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX」(オールシーズンマックス)の第2弾商品として、商用車向けの「ALL SEASON MAXX VA1」を3月1日から発売する。発売サイズは軽トラックや軽バン、ライトバン、ハイエースなどに対応する12、14、15インチの3サイズをラインアップした。価格はオープン。 新商品はトレッドパターンをアレンジして雪柱せん断力に効果的なセン…
住友ゴム工業は1月28日に冬用タイヤの開発拠点、名寄タイヤテストコース(北海道名寄市)内に、屋内氷上試験施設を開設したと発表した。施設の名称は「NICE(ナヨロ・インドア・アイス・フィールド)」。国内最大級の屋内氷上試験施設として全長100mの制動試験路と約30m×約30mの旋回試験路を備え、天候に左右されない高精度な試験が可能となる。 同社は名寄のほか、旭川市にも冬用タイヤのテストコースを設…
国内市場で主にトラック・バス用タイヤの管理でIoT(モノのインターネット)やTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を組み合わせたデジタルソリューションの展開が活発化している。2018年に日本ミシュランタイヤがタイヤメーカーとして初めて国内に導入した後、昨年は横浜ゴムが「タイヤマネジメントシステム」を刷新。ブリヂストンも海外市場で展開しているデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を国内向け…
住友ゴム工業の山本悟社長と横浜ゴムの山石昌孝社長が12月15日に会見を行い2020年を振り返るとともに、今後の展望を語った。来年も新型コロナウイルスの影響は懸念されるものの、山本社長は「変化をチャンスにしていく」と意欲を示し、山石社長は「2023年に過去最高の収益を目指していく」と述べた。 コロナによる変化をチャンスに 住友ゴムの山本悟社長は2020年を振り返り、「新型コロナウイルスの影響で4…
一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2020年度省エネ大賞」で、住友ゴム工業の乗用車用タイヤ「エナセーブ NEXTⅢ」が製品・ビジネスモデル部門で資源エネルギー庁長官賞(輸送分野)を受賞した。 この制度は国内の企業や自治体、教育機関に対して優れた省エネ推進の事例や省エネ性に優れた製品、ビジネスモデルを表彰するもの。 「エナセーブ NEXTⅢ」は革新的なポリマーである水素添加ポリマーと…
住友ゴム工業は10月1日から31日まで全国のダンロップ直営店で実施したタイヤ点検活動の結果、25%の車両が整備不良だったと11月27日に発表した。 同社はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、タイヤの残溝や空気圧、表面の損傷などの点検活動を2008年から継続して実施してきた。今回の活動では合計2137台の車両を点検。その結果、タイヤの整備不良率は25・0%、整備不良項目では残溝不足が19・7…
住友ゴム工業はスーパーコンピューター「京」を利用した研究がHPCI(革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)利用研究課題優秀成果賞を受賞し、10月30日にオンライン成果報告会に出席した。 今回受賞した研究は「タイヤ用ゴム材料の大規模分子動力学シミュレーション」で、タイヤの耐摩耗性の改善に寄与するゴムの高強度化を目的としたもの。 従来は、ゴム内部のシミュレーションをマイクロメー…
全国で自動運転バスの実用化に向けた実証実験が行われている。タイヤのトラブルを未然に防ぐために、タイヤメーカーも最新の管理システムを導入して取り組みをサポートしている。 ブリヂストンは11月16日、グループ会社のブリヂストンタイヤソリューションジャパンが西日本鉄道と西鉄バス北九州が実施する北九州エリアでの中型自動運転バスの実証実験のサポートを行っていると発表した。 「中型自動運転バス実証実験」…