住友ゴム 中国市場で新チャネル展開「攻める店舗へ」
あらゆる角度から「攻める店舗」めざす 住友ゴムが中国で展開を始めた「D-ガード」は店舗に対して経営のノウハウや運営方法を提供することで安定的な販売増に繋げていくのが特徴だが、その仕組みを支えるのはシステム化された顧客誘引手法と顧客管理方法にある。住友橡膠(中国)有限公司の濱田裕史シニアゼネラルマネジャーにその狙いをきいた。 ――D-ガード出店の背景は 「中国は専業店が圧倒的に多くチャネル構成…
あらゆる角度から「攻める店舗」めざす 住友ゴムが中国で展開を始めた「D-ガード」は店舗に対して経営のノウハウや運営方法を提供することで安定的な販売増に繋げていくのが特徴だが、その仕組みを支えるのはシステム化された顧客誘引手法と顧客管理方法にある。住友橡膠(中国)有限公司の濱田裕史シニアゼネラルマネジャーにその狙いをきいた。 ――D-ガード出店の背景は 「中国は専業店が圧倒的に多くチャネル構成…
2020年にシェアトップへ 住友ゴム工業は中国市場で小売店向けの販売施策を強化する。今年から新たな販売チャネルとしてスタートした総合メンテナンスショップ「D-ガード」の出店を2016年以降加速させ、中国で初となる大規模フランチャイズ網の構築に乗り出す。景気減速による個人消費の低迷など懸念材料はあるものの、依然として新車販売台数世界1位の中国市場で安定的な販売体制を確立し、グローバルメーカーとして…
住友ゴム工業は4月7日、愛知県豊田市にある名古屋工場の見学会を行った。操業開始から50年を超えた同工場は乗用車用タイヤの主力生産拠点で、他工場と比べて新車メーカーへの供給比率が高いのが特徴となっている。以前から進めてきた品質向上への取り組みと、事業のグローバル化が進む中で同工場が果たす役割について紹介する。 名古屋市の中心部から車で約1時間の場所にある豊田市は、トヨタ自動車が本社を置く企業城下…
住友ゴム工業は4月4日、全国47都道府県のショッピングセンターの駐車場や道の駅など合計53カ所で一斉に「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を実施した。 この活動はタイヤに起因する事故の未然防止を目的にしたもので、2008年10月に取り組みを開始。それ以降、「タイヤの日」前後の4月および同社の創業月である10月の年2回実施しており、今年で8年目を迎えた。なお、これまでの車両点検台数は延べ5万700…
取引店を600店へ拡大しシェア獲得図る 住友ゴム工業のタイ子会社では今後の高い成長が見込まれるタイ市場で市販用タイヤの販売体制を強化する。これまでダンロップブランドを積極展開してきたが、昨年からはファルケンブランドの販売にも注力している。また現在、タイ全土に約400店あるダンロップタイヤ取扱店を数年以内に600店まで拡大させ、さならるシェア獲得を目指していく。 タイの新車販売台数は、2012年…
住友ゴム ASEANへ向け供給拡大図る 住友ゴム工業はタイ工場からASEAN(東南アジア諸国連合)各国へ向けた供給体制を強化する。5月に本格稼働を始めたタイで3カ所目となる新工場からは農業機械用タイヤなど産業用タイヤを供給し、コメの輸出大国である現地需要を取り込む。さらに世界最大級の生産規模を誇る乗用車用タイヤ工場では、早期に生産能力を日産10万本レベルまで引き上げ、これまでの欧米向け輸出から、…
「高収益・高成長の真のグローバルプレイヤー」を目指し積極的に事業を展開する住友ゴム工業。中期経営計画の最終年度を前に地歩を固めている。目標に向け、いかに取り組むのか。池田社長がその心境を語った。 目標数値の超過達成を ――先日、14年12月期第2四半期の連結決算を発表されました。まず、業績に対するご感想をお聞かせください。 「おかげさまで売り上げ、利益ともに過去最高を更新することができまし…
住友ゴム工業は4月5日、全国47都道府県の道の駅やショッピングモール駐車場など合計54カ所で一斉に「全国タイヤ安全点検」を実施した。 この活動は「子供たちが安全に暮らす未来のために全国で交通安全を呼びかける」ことを目的とした「ダンロップ安全プロジェクト」の一環として行われたもの。同社はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に2008年10月にタイヤ点検活動をスタート。以来、「タイヤの日」前後の4…
「太陽」を導入、2015年末に日産1万5000本へ 住友ゴム工業(池田育嗣社長)は、ブラジル・パラナ州クリチバに新タイヤ工場がこのほど竣工し、現地時間の10月3日、現地子会社スミトモ・ラバー・ド・ブラジル社(パラナ州ファゼンダ・リオ・グランデ市、小田一平社長)主催による工場開所式を行った。開所式にはパラナ州知事をはじめとする現地州・市関係者、在クリチバ日本国総領事、池田社長、現地法人の小田社長な…
住友ゴム工業は4月6日、全国47都道府県のショッピングセンターや道の駅など合計54カ所で一斉にタイヤの安全点検活動「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」を実施した。 このプロジェクトは08年10月から春と秋の年2回実施しており、今年で6年目。この日、グループ会社を含め600名近いスタッフが各会場に出動し、合計約3800台の車両を点検した。これにより累計のタイヤ点検台数は約4万台となった。 実…
「本当に辛くて長い道のりだったが、それを支えてくれたのはステークホルダーに対する従業員の想いだったのでないか。東北復興のためという想いを分かち合えたこの8カ月だった」 住友ゴム工業白河工場(福島県)の藤本紀文工場長は東日本大震災から現在までの8カ月を振り返ってこう話す。 同工場は住友ゴムグループの主力工場で、新ゴム消費量は1万350トン/月と国内有数の生産能力を誇る。生産品目は乗用車用タイヤ…
震災から2週間、住友ゴム白河工場と東洋ゴム仙台工場から出荷再開 東日本の太平洋側を中心に甚大な被害をもたらした大地震と大津波の発生から2週間余りが経過した。いまだ避難所生活を強いられている人が大勢いる一方で、復旧作業が急ピッチで進められつつある。3月22日に福島県白河市の住友ゴム工業白河工場が生産を再開したのに続き、23日には宮城県岩沼市の東洋ゴム工業仙台工場が生産を再開、翌24日に無事、震災後…