住友ゴム「新中期計画」策定 事業の抜本的改革に着手
住友ゴム工業は2月14日、2023年から2027年までの5カ年の新中期計画を発表した。2025年までにこれまで苦戦が続いていた北米事業の収益改善に取り組むとともに、既存事業の選択と集中、組織体制の再構築などを進めて高収益体質を目指す。 同社は2020年2月に5カ年の中期経営計画を公表していたが、新型コロナ禍による影響などを受けて利益面での減少が顕著だった。特にタイヤ事業では北米での利益悪化、固…
住友ゴム工業は2月14日、2023年から2027年までの5カ年の新中期計画を発表した。2025年までにこれまで苦戦が続いていた北米事業の収益改善に取り組むとともに、既存事業の選択と集中、組織体制の再構築などを進めて高収益体質を目指す。 同社は2020年2月に5カ年の中期経営計画を公表していたが、新型コロナ禍による影響などを受けて利益面での減少が顕著だった。特にタイヤ事業では北米での利益悪化、固…
ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは2月2日、住友ゴム工業とパートナーシップ契約を締結したと発表した。 3月に開業する北海道ボールパーク F ビレッジ(Fビレッジ)およびES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド北海道)で各種サービスを展開し、安全で事故のないコミュニティの実現を目指す。 主な取り組みとして、Fビレッジ内の駐車場を「DUNLOP PARKING」(…
住友ゴム工業は、欧米で高い人気を誇るFALKEN(ファルケン)ブランドからプレミアムカー向けフラッグシップタイヤ「AZENIS(アゼニス)FK520L」と、タイヤの空気圧がゼロになっても一定距離を走行できるEMTタイヤ「アゼニスFK520」を3月1日から順次発売する。発売サイズは2商品合わせて17~21インチの全68サイズで、価格はオープン。日本と欧米などで市場展開する。 「アゼニスFK520…
感染拡大から4年目となる新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻、物価高、エネルギーコストの上昇など国内外で政治経済に大きな影響が表れる中、様々な課題に対していかに対応して活路を開いていくのか 1月26日に日本自動車タイヤ協会(JATMA)が開いた賀詞交換会に参加した幹部に2023年の展望を聞いた。 □ブリヂストン 東正浩ジョイント・グローバルCOO 「中期事業計画の最終年である今年は…
住友ゴム工業はオンロードSUV向けタイヤ「GRANDTREK PT5」(グラントレック・ピーティーファイブ)を2月1日から順次発売すると発表した。発売サイズは15~20インチの全25サイズで、価格はオープン。日本を始め、中近東・中南米・アジアなどグローバルで展開する。 「グラントレックPT5」は、高荷重・高重心なSUVに求められる操縦安定性能を従来品(グラントレックPT3)と比較して12%向上…
1月13日から15日の3日間、千葉市の幕張メッセで開催された世界有数のカスタムカーのイベント「東京オートサロン2023」。来場者数は17万9434人となり、盛況のうちに幕を閉じた。会場では近年人気のSUVをはじめ、最新のスポーツモデル、ラグジュアリーカーなどが高い存在感を発揮。タイヤメーカー各社もそれぞれのブランドが持つ世界観を全面に押し出し、クルマの魅力や楽しさ、興奮を演出して多くの来場者を惹…
住友ゴム工業は1月12日、安全性能と快適性能を高次元で両立させた乗用車用コンフォートタイヤ「LE MANS V+」(ル・マン・ファイブ・プラス)を2月1日から順次発売すると発表した。発売サイズは14~20インチの全67サイズで、価格はオープン。 新商品はプレミアムカー向けグローバルフラッグシップタイヤ「SPスポーツマックス060+」で採用した天然由来のサステナブルシリカ分散剤を用いることで、従…
住友ゴム工業は昨年12月20日に記者会見を開き、山本悟社長は「23年は足場固めに取り組み、今後の当社グループの飛躍につなげていく」と展望を示した。23年以降に向け、低採算サイズを中心にサイズを削減し、構成改善と生産効率向上を図るほか、生産体制を最適化し、コスト改善に加え、好調な市場へのタイムリーなタイヤ供給を実現していく。 山本社長は今年の方針として第1に収益力を高める意向を示した。山本社長は…
住友ゴム工業は1月13日~15日まで千葉県の幕張メッセで開催される世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」にダンロップブースを出展する。 今回は、“DUNLOP otona GARAGE”をテーマに、こだわりの大人のカーライフをガレージの世界観で表現するという。 ブースでは、ダンロップセレクトのタイヤラインアップとともに、こだわりを詰め込んだガレージを “アウトドア・ホビ…
住友ゴム工業は11月15日、日本電気(NEC)と協業し、タイヤ設計AI(人工知能)を開発したと発表した。両社は、タイヤ開発期間の官能評価で行われる熟練設計者とテストドライバーのコミュニケーションを体系化することで、官能評価の解釈や改良案の考案といったノウハウが求められる業務を自動化した。今回のシステムは来年から二輪用タイヤの開発で利用し、その後、他のカテゴリーにも展開していく。 同日開催した会…
Our Philosophy(アワーフィロソフィー)「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」を企業理念に掲げる住友ゴム工業は、優れた安全性能と環境性能を発揮するタイヤの開発や周辺サービスの展開に関し、「スマートタイヤコンセプト」を推進している。この取り組みの核となるのは、環境に優しいタイヤ、性能が長持ちするタイヤ、センサーになるタイヤ、最適なタイヤメンテナンスの提案などだ。…
住友ゴム工業はこのほど、現在の低燃費タイヤより更に燃費性が向上した“夢の低燃費タイヤ”の開発につながるバイオポリマーの合成に成功したと発表した。東北大学の高橋征司准教授、金沢大学の山下哲准教授、埼玉大学の戸澤譲教授らと共同で実施したもの。 研究チームはこれまで独自に開発した改変トマト由来酵素を触媒とすることで、ポリマーを構成するモノマーのうち、列の先頭のモノマーを変更できることを発見している。…