住友ゴム

国内4社が決算発表 鍵握るプレミアムタイヤ
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国内4社が決算発表 鍵握るプレミアムタイヤ

 国内タイヤメーカー4社の1~6月期決算が出揃った。海外市場を中心に価格改定が進んだほか、為替の円安効果で全社が大幅な増収を達成した。一方、原材料価格や海上運賃、エネルギー費の高騰といったマイナス要因があり、2社が営業減益となった。下期も原材料高などマイナス影響は続くものの、市販用でプレミアムタイヤの販売拡大や値上げの浸透などが見込まれており、各社とも売上高は過去最高レベルを計画する。利益面で苦戦…

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工場で環境負荷低減に注力 住友ゴム「統合報告書2022」より
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工場で環境負荷低減に注力 住友ゴム「統合報告書2022」より

 住友ゴム工業は7月に発行した「統合報告書2022」で、2021年度の「事業活動の環境負荷低減」に関する取り組みをまとめた。この活動は、同社のCSRガイドライン「GENKI」の枠組みの一つで、低炭素社会の構築や循環型社会の形成などを推進するもの。  具体的な取り組みでは、中国の常熟工場および湖南工場で、2022年1月から購入電力を全て再生可能エネルギーに切り替えた。これにより、今年度は2工場でのタ…

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住友ゴム 9月に市販用タイヤなど再値上げ
ニュース 1,094
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住友ゴム 9月に市販用タイヤなど再値上げ

 住友ゴム工業は7月15日、国内市販用タイヤおよび関連商品の出荷価格を9月1日に改定すると発表した。対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬用)、チューブ、フラップで、改定率は2~8%。  同社は、石油化学系原材料や天然ゴムなどの高騰を「生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することは困難」とし、3月1日に国内市販用夏タイヤおよび関連商品、4月1日に国内市販用冬タイヤの値上げを行っていた。その上…

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市販用ビジネスに力強さ SUV用タイヤ、大口径タイヤが市場牽引
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市販用ビジネスに力強さ SUV用タイヤ、大口径タイヤが市場牽引

 2022年1~5月累計の市販用タイヤの販売本数は、四輪車(トラック・バス、ライトトラック、乗用車)用合計で前年同期比10.5%増加した。値上げが集中した4月単月では9.5%減少したものの、この5カ月間の販売本数は2019年同期も4.7%上回る。タイヤメーカー各社はコロナ前レベルへの回復に期待がかかるリプレイス市場で独自の戦略を推進する。  上半期は、原材料価格の高騰を理由に各社がタイヤの価格改定…

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住友ゴムのタイヤ点検結果「空気圧不足」が最多に
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住友ゴムのタイヤ点検結果「空気圧不足」が最多に

 住友ゴム工業は4月8日~24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」の結果を5月23日に発表した。  それによると、今回は合計1370台の車両の装着タイヤを点検し、約5台に1台の割合で整備不良が確認された。特にパンクの原因となる「空気圧の過不足」が最も多くあった。ただ、全体の整備不良率は昨年春の結果と比較して6.9ポイント減り、改善傾向が見られた。  タイヤの整備…

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住友ゴムの「SENSING CORE」デモンストレーションで効果実証
レポート 1,715
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住友ゴムの「SENSING CORE」デモンストレーションで効果実証

 住友ゴム工業は4月22日に日本自動車研究所(JARI)の城里テストセンターで、タイヤセンシング技術「SENSING CORE」(センシングコア)の一部機能を使用したデモンストレーションを実施した。この技術は車両から得たデータを解析してタイヤや路面の状態を検知するもの。今回は滑りやすい路面を検知する「路面検知」機能の実演を行ったほか、車輪脱落事故の予防に向けた新機能「車輪脱落予兆検知」、「CO2排…

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住友ゴム、パンク修理キットを一般向けに発売
ニュース 1,179
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住友ゴム、パンク修理キットを一般向けに発売

 住友ゴム工業はこれまで新車への純正搭載向けに展開していたタイヤパンク応急修理キット「IMS」を5月18日から一般ユーザー向けに発売開始したと発表した。全国のダンロップ直営店やダンロップタイヤ取り扱い店舗などで順次販売する。SUV・大型車両用と中小型車両・軽自動車用の大小2サイズで、価格はオープン。  住友ゴムでは「『IMS』は有効期限が切れた場合や既に使用した場合の交換用として必要」とした上で「…

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国内タイヤ4社の1~3月期業績 値上げ浸透で2ケタ増収達成
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国内タイヤ4社の1~3月期業績 値上げ浸透で2ケタ増収達成

 国内タイヤメーカーの決算が出揃った。売上高は値上げ効果やミックス改善などが寄与し、全社とも2ケタの増収を記録した。その一方で、原材料価格や物流費の高騰が大きな重しになり、2社は営業減益となった。通期でも原材料価格や海上運賃などのインフレは続く見通しだが、住友ゴム工業とTOYO TIRE(トーヨータイヤ)は円安の進行などを受け、業績予想を上方修正した。  ブリヂストンの第1四半期決算(国際会計基準…

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「Nano Black」で魅力的なタイヤへ 住友ゴムの若手社員が挑む
事業戦略 19,798
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「Nano Black」で魅力的なタイヤへ 住友ゴムの若手社員が挑む

 住友ゴム工業は昨年8月に独自の黒色デザイン技術「Nano Black」(ナノブラック)を確立した。この技術は同社の若手社員の有志が中心となって“価値あるモノづくり”に取り組み生まれたものとなる。タイヤ生産本部製造R&D室の住谷昂大課長代理とタイヤ技術本部第五技術部の宇野弘基主任、経営企画部の郡司裕貴氏に開発への想いと技術の概要を聞いた。 新たな価値で、ブランド力向上へ  「ナノブラック」はタイヤ…

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住友ゴム「センシングコア」24年に提供開始 車輪脱落予兆なども開発
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住友ゴム「センシングコア」24年に提供開始 車輪脱落予兆なども開発

 住友ゴム工業は4月22日に日本自動車研究所の城里テストセンター(茨城県)で、「センシングコア技術」の将来構想を発表した。2022年に実証実験を始め、2024年から自動車メーカー向けにタイヤの空気圧や摩耗、路面状態などを検知するシステムの提供を始める。  センシングコアは、タイヤの回転により発生する車輪速信号の解析技術により、様々な状態を検知する同社の独自技術。2017年に技術を確立し、2021年…

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住友ゴム、トヨタの技術活用 材料開発時間を大幅短縮
ニュース 978
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住友ゴム、トヨタの技術活用 材料開発時間を大幅短縮

 住友ゴム工業は4月12日、トヨタ自動車の材料解析クラウドサービス「WAVEBASE」(ウエイブベイス)を活用し、ゴム材料開発における解析時間を100分の1以下に短縮することに成功したと発表した。  同社は2020年6月からMI(マテリアルズ・インフォマティクス)による解析力のさらなる向上と、研究開発のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目的にトヨタと共同で実証実験を開始。今回、先端研究…

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住友ゴム、TPMSで「スローパンク」検知 レンタカーで実証実験
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住友ゴム、TPMSで「スローパンク」検知 レンタカーで実証実験

 住友ゴム工業は4月7日、オリックス自動車のレンタカー事業と協力してスローパンクを含むタイヤ空気圧・温度管理サービスの実証実験を開始したと発表した。  同社はこれまでリース会社やレンタカー事業者など数十社と空気圧・温度管理サービスの実証実験を行ってきた。タイヤ空気圧監視システム(TPMS)から取得した空気圧や温度情報をクラウドに蓄積し、その推移をモニタリングする中で、新たにスローパンク検知のアルゴ…

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「4月8日 タイヤの日」に様々な安全啓発活動
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「4月8日 タイヤの日」に様々な安全啓発活動

 4月8日の「タイヤの日」にあわせて様々な安全啓発活動が行われている。コロナ禍で従来のような点検活動には制約があるものの、タイヤメーカーなどが工夫を凝らしてドライバーへタイヤの適正使用や日常点検を呼び掛けている。近年は空気圧不足のまま走行している車両の割合が増加傾向にある中、“使命”として活動を継続することの意義はより大きくなっていく。  日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、「タイヤの日」に合わ…

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住友ゴム「摩耗推定技術」を開発 タイヤ内発電技術を利用
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住友ゴム「摩耗推定技術」を開発 タイヤ内発電技術を利用

 住友ゴム工業は3月24日、タイヤ内に設置する発電デバイスを利用した「タイヤ摩耗状態および接地面形状測定方法」を開発したと発表した。  同社は、関西大学の谷弘詞教授と共同でタイヤ内発電デバイスの開発に取り組んでいる。このデバイスでは、タイヤの回転によって電力を発生させ、タイヤ周辺に搭載するセンサーにバッテリーレスで電源供給することができる。  今回開発した技術は、同発電デバイスを活用したもの。タイ…

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「東京モーターサイクルショー」二輪用の最新モデル多数
レポート 1,053
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「東京モーターサイクルショー」二輪用の最新モデル多数

 二輪車の展示会「第49回モーターサイクルショー」が3月25日から27日までの3日間、3年ぶりに東京ビッグサイトで開催された。  ブリヂストンは2月に新発売した「バトラックス・アドベンチャー・トレイルAT41」や「バトルクロスX31」などを展示。  ブースはモータースポーツを通じて培った技術を来場者に体感してもらうことをコンセプトに、タイヤや車両を配置。そのほか、レース前に行うタイヤのウォームアッ…

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