作業負担軽減に貢献 小野谷機工からチェンジャーとリフト発売
小野谷機工はこのほど、大型車用タイヤチェンジャー「プロスーパーPSP-235」とバランサー用タイヤリフト「L-1200spec(スペック)2」を新発売した。「プロスーパーPSP-235」はパワーを高めて脱着時の負担を軽減するとともに、省電力・低騒音・省スペース設計によりサービスカーへの搭載にも適したモデルとなる。「L-1200スペック2」はバランサー主軸部への自動芯出し機構リフトとしてリニューア…
東洋精器工業は4月にトラック・バス向けタイヤチェンジャー「PIT(ピット)G-50V」を新発売した。新製品は、新たな設計機構でボディ剛性や脱着パワーを強化しつつ、省スペース・省電力・省騒音化を実現した点が大きな特徴となる。また、サーマル異常ランプの搭載やスライド部の調整が可能な設計で、メンテナンス性も大きく向上させるなどユーザーの声に徹底的に応えたモデルとなる。同社販売企画部の青木茂雄技術部長兼…
小野谷機工は創立50周年という節目を迎え、戦略的な新製品を相次いで市場投入している。宇田公郎専務取締役は「近年はクルマが変わり、それに合わせてタイヤも変化している。新機能を搭載した開発を行い、お客様のニーズに応えたい」と意欲を示す。多くの新製品の中で、トラック・バス用タイヤチェンジャー「PROSEED」(プロシード)シリーズから発売した「PROSEED PSD-455」と「PROSEED PSD…
イヤサカはこのほど、レバーレスオートマチックタイヤチェンジャー「S300」の防爆仕様を発売した。 新商品はビード落としやタイヤの取り外し・組み付けの作業時に、ホイールに触れずに作業ができる。同社では「増加しているランフラットタイヤや超偏平タイヤが楽に交換でき、対応の幅が広がる」としている。最大100kgのタイヤ・ホイールリフトも標準装備している。 また、今春には独自の車検システム「コンサート…
1920年の創業以来、自動車業界の発展と共に歩んできたバンザイ。近年の車両搭載技術の進化や大口径タイヤの普及に伴い、タイヤチェンジャー・ホイールバランサーでは高度な分析が可能なハイエンドモデルをラインアップしている。さらに省力化のニーズにも応え、電動パワークランプやレバーレスといった機能を備えた製品も複数展開し、整備業界を足元からサポートする。営業情報企画部営業推進一課参事の福田守利氏にそれぞれ…
「誰もが同じ作業品質を実現できる機器、標準化がすすめやすい機器の需要が高まりをみせる。また身体への負担を減らし抵抗力が損なわれることを防ぐ、そんな人の力に頼らない機器へのニーズも高まってきている」――“with(ウィズ)コロナ”という現在、タイヤ整備機器に求められるニーズの変化について、エイワ(兵庫県西宮市)の前中勝彦社長はこう分析する。このようなことを背景に、同社がこのほど上市した乗用車用タイ…
タイヤ整備作業の現場から発せられる“省力化・軽労化”と“作業効率の向上”というニーズは今、もっとも重視されるテーマだ。東洋精器工業では、新製品の開発に鋭意取り組み、それへの対応を図っている。このほど上市した乗用車用タイヤチェンジャーの新製品「PIT GL-222AI/GL-222AI-LL」も然り。販売企画部課長製品・技術部門リーダーの小出哲裕さんが新製品の解説と実演デモを行ってくれた。 「P…
エイワはこのほど、乗用車用タイヤチェンジャーに続き、トラック・バス用タイヤチェンジャーの分野でも新製品を上市した。「WING(ウィング)718D」がそれ。LTからTB、さらにORの一部まで幅広いサイズレンジに対応する。この春から本格販売を開始する計画だ。新製品のデモ操作と技術解説を商品部部長の杉村幸二さんが担当してくれた。 エイワはトラック・バス用タイヤチェンジャーの分野では、メインモデルであ…
タイヤ整備作業の現場で求められる“省力化・軽労化”。東洋精器工業では、そのテーマに取り組むべく、10年間を見据えた製品のラインアップ構想に着手した。 現場で“省力化・軽労化”が特に強く求められているのがタイヤの脱着作業時だろう。そこで同社では、タイヤチェンジャーのラインアップ充実を図った。その第1弾が既に本欄でレポートした、乗用車用タイヤチェンジャー「PIT ATHLETE-Ⅱ」(ピット アス…
タイヤ整備機器の開発において、エイワが意欲的に取り組んでいるテーマが“技術の可視化”だ。「見る人に直感的に技術力の高さを訴求することで、それがお店の付加価値の向上に繋がる」と、前中社長はその意図を説明する。 タイヤチェンジャーと出張サービスカーが16年度グッドデザイン賞を受賞したのに続き、ホイールバランサーでも18年度の同賞を受賞した。それもこれまでの取り組みが実を結んだ証と言える。 そのエ…
脱着作業で省力化・軽労化 タイヤ整備の現場で今、強く求められているテーマが“省力化・軽労化”。その背景として、タイヤ整備を担当する作業スタッフ不足が深刻化していることが挙げられる。 足廻りサービス機器の専門サプライヤー、東洋精器工業が意欲的に取り組んでいるのがまさに“省力化・軽労化”だ。太田正彦常務取締役は「少人数で仕事を回せるよう軽労化・省力化を実現し、より効率化が可能な機器をご提供すべく、…
整備作業の軽労化・省力化と安全性向上は二律背反ではない。軽労化・省力化を突き詰めていくと、安全性はより高まっていく――タイヤ整備機器をはじめ更生タイヤ製造や廃タイヤ処理の機器・システムの国産メーカー、小野谷機工ではこのような設計思想のもとで日々、整備機器の企画開発を行っている。同社がこのほど、タイヤ整備の現場をサポートする新製品3種を開発し、本格販売を開始した。 タイヤセットアップリフト「イージ…
イヤサカは11月にタイヤチェンジャー「NS90」シリーズを発売開始した。小野谷機工がOEM供給する国産商品で、およそ15年前に発売した従来品(NS80)のモデルチェンジとなる。使いやすさを追求した新商品 開発時にポイントとなったのは“軽労化”だ。偏平タイヤやランフラットタイヤにも対応する最新モデルがどのように現場作業の軽減に貢献するのか、営業技術部技術一課の本間友大さんに実演してもらった。 …