「オートサービスショー2019」レポート② 高性能モデルや省力化、安全性も
「オートサービスショー2019」では各社から高性能モデルや省力化、安全性にも貢献する最新モデルが数多く紹介されました。 バンザイは昨年販売を開始した世界初のロードフォース測定機能付き高機能タイヤチェンジャー「フォーミュラー・ユニフォミティ」を出品した。同機はレバーレスタイヤチェンジャーの機能に加え、レーザーセンサーでホイールのゆがみやタイヤの偏摩耗などを計測できる。さらに、ロードフォースローラ…
「第36回オートサービスショー2019」が5月16日~18日の3日間、東京ビッグサイトで開かれた。今回のショーテーマは「次世代へ 変わるクルマと自動車整備」。タイヤ整備機器をはじめ、自動車用の整備・検査機器、機械器具・工具など自動車関連整備事業所で使われる整備関連製品が一堂に展示された。 今回の「オートサービスショー」は103社8団体が参加し、全860小間の規模となった。その中にはタイヤ販売店…
3月13~15日の3日間アフター用品やサービスに関する展示会「国際オートアフターマーケットEXPO」が都内で開かれタイヤに関連する企業も多く出展した。 イヤサカは、ブースに米ハンター・エンジニアリング社のホイールアライメントシステムを展示した。 同システムのカメラセンサーは、作業場によって「支柱に設置する」「天井から吊り下げる」などのレイアウトが可能となっている。また、ターゲットはワンタッチ…
自動車整備士をはじめとする整備業界の人材不足が深刻な局面を迎えて久しい。国土交通省は今年、「自動車整備士不足への取り組み」を明らかにした。その資料によると、自動車整備学校への入学者数は2003年度で12万3000人。それが2016年度では6万8000人とほぼ半減した。一方で、自動車整備要員の平均年齢は44.3歳。全産業平均の42.3歳を上回っている。つまり自動車整備士を目指す若者が激減し、整備の…
エイワ(兵庫県西宮市、前中勝彦社長)が製品開発で最も力点を置いているコンセプトが“技術の可視化”だ。それを具現化することで、見る人に直感的に技術力の高さを訴求し付加価値の向上を図っている。その取り組みが実を結び、同社のタイヤ整備機器2製品が16年度にグッドデザイン賞を受賞したのは業界において大きなトピックスとなった。今年それに引き続き、ホイールバランサーの「C7425 Air」が2018年度グッ…
“技術の視覚化”という、従来の概念とは異なる視点からタイヤ整備サービス機器の開発に取り組むエイワ(兵庫県西宮市、前中勝彦社長)。乗用車用タイヤチェンジャーでは「New WING」シリーズを展開し、新風を巻き起こしている。その同社が2018年の新製品第1弾として上市したのが、「WING PFZ245」(ウィング・ピーエフゼット・ニーヨンゴ)。同社の特許技術「プレミアムFOUR(フォー)シリンダー」…
小野谷機工(福井県越前市、三村健二社長)は1971年、現在社主である三村義雄氏が創業した。その前身となる小野谷屋の設立はさらに10年前の1961年のことである。 その小野谷機工を核とするONODANIグループとしては、歴史をさらに遡ることができる。実は今年10月、グループ創業70周年の節目の年を迎えたのだ。 また2017年は隔年開催されるオートサービスショーの開催年でもあった。6月に東京ビッ…
小野谷機工(福井県越前市)は生産財向けタイヤチェンジャー「BIGMASTER」(ビッグマスター)シリーズの最新機器として「BIGMASTER ORX-999」を10月より販売開始した。新製品は外径2400mmまでの大型タイヤに対応し、建設機械用(OR)からトラック・バス用、ライトトラック用まで幅広いタイヤに対応する。 世界初のモード切り替え機能搭載 「ORX-999」は昨年6月に開催されたオー…
目を惹く、つや消しブラック塗装 東洋精器工業はこのほど乗用車用タイヤチェンジャーが「PIT ATHLETE-Ⅱ(ピット アスリート―ツー)」を市場投入した。価格をエントリーモデル並みに抑えながら、ハイエンドモデルにひけをとらない、あるいはそれを上回るほど数々の機能を標準装備した。販売企画部の小出哲裕課長が実演デモと解説を担当してくれた。 「PIT ATHLETE-Ⅱ」でまず目を引くのがそのカラ…
〝ひと目を惹くルックス〟〝強いインパクトを与えるデザイン〟〝印象に残る見た目〟 いずれも、外観を讃辞する表現の例だ。また一般的に製品はそれが実用品としてつくられたものであってもその機能がフルに発揮されたときに〝機能美〟は発露されると言われる。つまり、機能的な製品は美しさを備えているということである。 エイワがこのほど上市した乗用車用タイヤチェンジャーの新シリーズ「New WING」シリーズは、…