小野谷機工「TPMS診断ツール&補修用センサー」発売 販売店の収益貢献へ
小野谷機工(福井県越前市)はトラック・バス用TPMS(タイヤ空気圧管理システム)の純正センサーを読み取ってID番号のコピーを行えるOGツールと、純正センサーに対応した補修用センサーの販売を10月から開始した。同社は昨年9月に乗用車向けのOGツール、補修用センサーを発売しており、今回の製品はトラック・バス用のTPMSに対応したもの。タイヤ販売店などの収益に貢献するため提案していく。 国内市場で徐…
小野谷機工(福井県越前市)はトラック・バス用TPMS(タイヤ空気圧管理システム)の純正センサーを読み取ってID番号のコピーを行えるOGツールと、純正センサーに対応した補修用センサーの販売を10月から開始した。同社は昨年9月に乗用車向けのOGツール、補修用センサーを発売しており、今回の製品はトラック・バス用のTPMSに対応したもの。タイヤ販売店などの収益に貢献するため提案していく。 国内市場で徐…
住友ゴム工業は、関西大学の谷弘詞教授と共同で、タイヤの回転で発電し、タイヤ周辺に搭載されたセンサーなどに給電可能な発電デバイスの研究開発に取り組んでいる。また、3月にはこのデバイスを活用した「タイヤ摩耗状態および接地面形状測定方法」を確立した。電源の供給やセンシングなどに活用できるこの技術の概要を住友ゴム工業の研究企画部インテリジェント材料開発グループの杉本睦樹課長に聞いた。 タイヤの回転を“エ…
住友ゴム工業は8月30日、IoTソリューション企業のトライポッドワークス(仙台市)へ出資したと発表した。出資額は非公表。 住友ゴムは車輪速解析技術をベースとする独自のセンシング技術「センシングコア」を用いたビジネスの実現に向けて開発を進めている。トライポッドワークスのIoT分野のハードウェア・ソフトウェア開発やネットワーク構築の強みを活かしていく考え。 トライポッドワークスは、車載IoTプラ…
ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは9月20日から国内の輸送事業者向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」の提供を開始すると7月25日に発表した。タイヤに起因する運行トラブルの未然防止、タイヤの異常発生時の早期復旧につながるソリューションサービスを通じて輸送…
横浜ゴムは6月20日、同社とタイヤ販売子会社のヨコハマタイヤジャパンが京都タクシー、興進タクシーの協力を得て、タイヤソリューションサービスの実証実験を5月から開始したと発表した。 今回、京都府およびその近郊エリアで、横浜ゴムが開発したタイヤ空気圧の遠隔監視システム(タイヤ・エアー・プレッシャー・リモート・アクセス・システム=TPRS)の実証実験を行う。京都タクシーと興進タクシーの車両に、横浜ゴ…
住友ゴム工業は4月22日に日本自動車研究所(JARI)の城里テストセンターで、タイヤセンシング技術「SENSING CORE」(センシングコア)の一部機能を使用したデモンストレーションを実施した。この技術は車両から得たデータを解析してタイヤや路面の状態を検知するもの。今回は滑りやすい路面を検知する「路面検知」機能の実演を行ったほか、車輪脱落事故の予防に向けた新機能「車輪脱落予兆検知」、「CO2排…
独コンチネンタルは3月24日、乗用車用タイヤ向けに展開してきたタイヤ空気圧監視システム(TPMS)サービス「TPMSプロ」の拡張機能「TPMSアップデート・プラス・トランスポート」をリリースし、同サービスを商用車でも利用可能にしたと発表した。 このアップデートは2022年7月以降に欧州でトラックやトレーラー、バスといった大型商用車にTPMSセンサーの装着が段階的に義務付けられることを受けて実施…
住友ゴム工業は4月7日、オリックス自動車のレンタカー事業と協力してスローパンクを含むタイヤ空気圧・温度管理サービスの実証実験を開始したと発表した。 同社はこれまでリース会社やレンタカー事業者など数十社と空気圧・温度管理サービスの実証実験を行ってきた。タイヤ空気圧監視システム(TPMS)から取得した空気圧や温度情報をクラウドに蓄積し、その推移をモニタリングする中で、新たにスローパンク検知のアルゴ…
ファイブゲート(埼玉県志木市)は都内で開催された「国際オートアフターマーケットEXPO」にブースを出展し、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)の性能をアピールした。 乗用車用TPMS「エアセーフ」シリーズは2017年に発売して以来、着実にニーズが高まっており、「お客様からの評価、信頼性が高い」(小笠原孝嗣社長)という。 また、昨年4月に発売したトラック・バス用TPMS「エアボールTB…
横浜ゴムは、今年8月にタイヤ空気圧遠隔監視システム(TPRS=Tire air Pressure Remote access System)の実証実験を開始するなど、タイヤ市場や関連サービスの変化に対する取り組みを積極化している。その目的や今後の市場動向について、タイヤ国内リプレイス消費財第一営業部の上井清部長、タイヤ国内リプレイス営業企画部の野村賢弘部長、タイヤ国内リプレイス消費財第一営業部営…
住友ゴム工業の山本悟社長と横浜ゴムの山石昌孝社長がこのほど記者会見を行い、2021年の取り組みを振り返るとともに、来年以降への展望を語った。原料高や海上運賃の高騰など不安定材料も少なくない中、独自のソリューション事業や高付加価値タイヤの拡販など、強みを発揮して収益力を高めていく方針だ。 住友ゴム工業の山本悟社長は、12月13日に開催した会見で2021年を振り返り、「世界の製販拠点の効果最大化を…
住友ゴム工業は12月2日、タイヤ空気圧や温度をリモート監視する乗用車向けの「タイヤ空気圧・温度管理サービス」について、同日から福岡県のタイヤセレクト直営店2店舗(福岡西店・筑紫野店)で提供開始したと発表した。空気圧を適正に維持することで、パンクの原因の1つである空気圧不足の防止や燃費向上などへの貢献を図る。 今回、対象条件でタイヤ4本を購入して「パンク安心保証プラン」に加入した消費者に対し、「…
住友ゴム工業は販売子会社のダンロップタイヤ中国がタクシー事業者の岡山交通と協業し、タクシー事業者向けのタイヤ空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始したと11月29日に発表した。 この実験では、長距離を走行するタクシーの安全運行をサポートするサービスとしての有効性や点検時間の短縮、タイヤライフの向上、燃費削減などの具体的な効果を検証。それにより、安全性・経済性の向上への貢献を目指す。 …
横浜ゴムは10月6日、ゼンリンの協力を得て開発中のタイヤ内面貼り付け型タイヤセンサーの実証実験を開始したと発表した。実証実験用の車両を用意し、日本全国で実施していく。 今回の実証実験は、横浜ゴムが開発中のタイヤセンサーとアルプスアルパインが開発した車載器を、ゼンリンの協力のもと実証実験用車両に取り付ける。その上で、タイヤ内面貼り付け型センサーの市場耐久性の確認、車両に搭載する車載器によるタイヤ…