【東洋ゴム】伊丹の新本社ビルを公開 社内の連携と結束へ
東洋ゴム工業は5月末に移転した兵庫県伊丹市の新本社ビルをこのほど報道陣に公開した。新本社は同社のタイヤ技術センターと同じ敷地内にあり、2013年に開設した基盤技術センター(兵庫県川西市)へのアクセスにも優れる。本社機能とタイヤの技術開発部門、研究開発機能が同じエリアに集約されたことで意思決定の迅速化を図るとともに、社内の一体感を生み出していくことが期待される。 新本社が所在する伊丹地区は199…
東洋ゴム工業は5月末に移転した兵庫県伊丹市の新本社ビルをこのほど報道陣に公開した。新本社は同社のタイヤ技術センターと同じ敷地内にあり、2013年に開設した基盤技術センター(兵庫県川西市)へのアクセスにも優れる。本社機能とタイヤの技術開発部門、研究開発機能が同じエリアに集約されたことで意思決定の迅速化を図るとともに、社内の一体感を生み出していくことが期待される。 新本社が所在する伊丹地区は199…
東洋ゴム工業は3月10日、2020年12月期を最終年度とする4カ年の中期経営計画を発表した。タイヤ事業では欧州を候補に新工場の設立や既存工場の拡張を検討し、供給能力を拡大させるとともに、SUV用タイヤなど高付加価値品の販売を伸ばし、売上高は2016年実績と比較して3割増を目指す。 タイヤ事業の売上高3割増へ 3月10日に大阪市内で行われた会見で清水隆史社長は、「タイヤ事業を中心に資金や人材、技…
東洋ゴム工業は、「TRANPATH」(トランパス)シリーズの新商品として、ミドルクラスミニバン専用タイヤ「トランパスML」を6月1日から発売する。今では各社からラインアップされているミニバン用タイヤだが、その先駆けは1995年に専用ブランドを立ち上げた東洋ゴム。4月下旬、千葉県の袖ヶ浦フォレストウェイで開催した試乗会で、ミニバン用タイヤのパイオニアが生み出した新商品の乗り味を体感した。 ミドルク…
東洋ゴム工業は4月2日、東名高速道路・海老名サービスエリアでタイヤの安全啓発活動を行い、一般ドライバーにタイヤ点検の重要性を呼びかけた。 同社ではこれまでも秋などにもショッピングセンターなどで安全啓発活動を実施してきたが、「タイヤの日」に合わせた春の活動としては6年ぶりとなる。9日以降にも北海道から九州まで全国で啓発活動を予定している。 現地で活動に参加した同社の櫻本保常務執行役員は、「昨年…
戦略市場アジアで認知度向上図る 東洋ゴム工業はマレーシア新工場竣工を機に、同社が戦略市場と位置づける東南アジアでの販売体制を強化する。同エリア初の現地販売会社として設立したマレーシア販売会社では、「TOYO TIRES」ブランドを市場に浸透すべく、タイヤディーラー網を積極拡大し、市場でのプレゼンスを高めていく。 東南アジアの2012年の新車販売台数は、タイ、マレーシア、インドネシアなど4カ国が…
東洋ゴム マレーシアの2工場を軸にアジアで攻勢図る 東洋ゴム工業は5月8日、マレーシア新工場の開所式を行い、同日から本格稼働をスタートした。生産能力は、第1期建設が完了する2015年には年産500万本に達する予定。自前工場での東南アジア進出は、メジャーメーカーの中では最後発となるが、最新工法で製造する高機能・高性能タイヤを武器にグローバル市場へ供給体制を強化する。さらに2010年に買収したシルバ…
「他社にはない付加価値の高いモノづくりを」 東洋ゴム工業は5月8日、マレーシア北部のペラ州に約200億円を投じて建設した新工場の竣工式を開催した。日系タイヤメーカーがマレーシアに新工場を構えたのは同社が初。生産能力は、2015年までに年間500万本を予定している。将来的には年産1000万本規模へ能力増強を視野に入れており、すでに同国へ進出している欧米メーカーの生産拠点を抜き、マレーシア最大の生産…
東日本大震災で被災し一時操業停止を余儀なくされたタイヤ工場、東洋ゴム工業の仙台工場は、早期に震災前の水準まで操業度を回復した。そこには工場長をはじめとした工場幹部の的確な判断や多くの従業員の結集があった。震災発生時には何が起きていたのか、またどのように復旧を成し遂げたのか――現地を訪ね、工場が完全復旧するまでの過程を追った。 震災の12日後に生産ライン再開 東洋ゴム工業の仙台工場(宮城県岩沼…
震災から2週間、住友ゴム白河工場と東洋ゴム仙台工場から出荷再開 東日本の太平洋側を中心に甚大な被害をもたらした大地震と大津波の発生から2週間余りが経過した。いまだ避難所生活を強いられている人が大勢いる一方で、復旧作業が急ピッチで進められつつある。3月22日に福島県白河市の住友ゴム工業白河工場が生産を再開したのに続き、23日には宮城県岩沼市の東洋ゴム工業仙台工場が生産を再開、翌24日に無事、震災後…
東洋ゴム工業仙台工場~仙台港間を走行 タイヤの輸送に欠かせないコンテナ。現在、国内では長さ約12.2mの40ft(フィート)背高コンテナが主流だが、輸送コスト削減による国際競争力向上のため、新たな取り組みが始まった。 東北の産学官でつくる東北国際物流戦略チームは11月16日から20日の5日間、仙台塩釜港から東洋ゴム仙台工場(岩沼市)間で「45ft国際海上コンテナ輸送実験」を実施した。公道を使用…