TOYO TIREのセルビア工場 最大級のソーラーパネル設置
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は昨年稼働したセルビア工場の敷地内に大規模なソーラーパネル発電システムを設置した。セルビア国内では最大級の太陽光発電システムになるという。 設備容量は8.4メガワット、年間発電量は1万150メガワット/hで、パネルの設置面積は東京ドームの約2倍の8万9000平方メートルとなる。1万3000枚のパネルを設置する予定で、年間7100トンのCO2排出量削減につなが…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は昨年稼働したセルビア工場の敷地内に大規模なソーラーパネル発電システムを設置した。セルビア国内では最大級の太陽光発電システムになるという。 設備容量は8.4メガワット、年間発電量は1万150メガワット/hで、パネルの設置面積は東京ドームの約2倍の8万9000平方メートルとなる。1万3000枚のパネルを設置する予定で、年間7100トンのCO2排出量削減につなが…
感染拡大から4年目となる新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻、物価高、エネルギーコストの上昇など国内外で政治経済に大きな影響が表れる中、様々な課題に対していかに対応して活路を開いていくのか 1月26日に日本自動車タイヤ協会(JATMA)が開いた賀詞交換会に参加した幹部に2023年の展望を聞いた。 □ブリヂストン 東正浩ジョイント・グローバルCOO 「中期事業計画の最終年である今年は…
グローバル生産体制の最適化へ 「セルビア工場を開設したことにより、空白エリアが解消された。グローバルタイヤ生産供給体制の充実が図られ、ターニングポイントに入った」――TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は12月15日にセルビア工場で開いた会見でこう述べ、「新工場を軌道に乗せ、成長へつなげる」と決意を示した。 セルビア新工場は同社にとって欧州エリア初のタイヤ生産拠点となる。グローバ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は2月からビジネスバン専用ドレスアップタイヤ「H30」(エイチサンジュウ)を順次発売する。発売サイズは15~18インチの全4サイズで、価格はオープン。 「H30」は、サイド部にブランドロゴを白文字で立体的に表現したホワイトレターを用いて、疾走感をイメージしたデザインを採り入れた。また、ビジネスユースを想定し、耐摩耗性能と車両の積載条件を考慮したサイズラインア…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は1月27日、国内市販用タイヤ全商品のメーカー出荷価格を最大8%値上げすると発表した。実施時期は夏用タイヤが4月1日、冬用タイヤは7月1日で、対象ブランドはトーヨータイヤとニットータイヤ。 同社では、「現在、タイヤの原材料価格に加えて生産や供給に関わるエネルギー費などが依然として高値で推移している」とした上で、「これまで国内市販用タイヤ事業における拠点の最適…
1月13日から15日の3日間、千葉市の幕張メッセで開催された世界有数のカスタムカーのイベント「東京オートサロン2023」。来場者数は17万9434人となり、盛況のうちに幕を閉じた。会場では近年人気のSUVをはじめ、最新のスポーツモデル、ラグジュアリーカーなどが高い存在感を発揮。タイヤメーカー各社もそれぞれのブランドが持つ世界観を全面に押し出し、クルマの魅力や楽しさ、興奮を演出して多くの来場者を惹…
「東京オートサロン」の開催初日にTOYO TIRE(トーヨータイヤ)がプレスカンファレンスを開催し、登壇した清水隆史社長は、「レース活動を通じて得た経験を商品開発にフィードバックすることで、差別化された独自の技術を磨き、品質を高め、高い付加価値と魅力を備えたタイヤをお届けしていきたい」と意欲を示した。 また、12月にセルビア工場が正式に開所したことに触れ、「高品質なタイヤを北米・欧州へ出荷して…
12月31日から1月15日にかけてサウジアラビアで開催された「ダカールラリー2023」で、TOYO TIRE(トーヨータイヤ)が「OPEN COUNTRY M/T-R」の供給を通じてサポートしたトヨタ車体のラリーチーム「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」の「トヨタ・ランドクルーザー」が市販車部門で優勝した。 TOYO TIREは2021年よりTLCのダカールラリー参戦へのサ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日に実施したセルビア工場の開所式に合わせて現地で会見を行い、清水隆史社長は「欧州での戦い方が大きく変わる」と展望を話した。 新工場は徹底した効率化を図ったスマート工場と位置付けられる。清水社長は「最新の技術と設備、製造実行システムを導入して、生産の効率化を図り、コストパフォーマンスの高い製品をスピーディーに供給できるようになる」と述べ、「ドイツの…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は、1月13~15日に千葉県の幕張メッセで開催される「東京オートサロン2023」にブースを出展する。 今回の展示では、「Boost Your Engine」をテーマに、同社のSUV向けタイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズや、フラッグシップタイヤブランド「PROXES」シリーズの新たなフィールドへの開拓や挑戦を表現する。 TOYO TIREでは…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日、セルビア新工場(インジヤ市)が本格稼働したのに合わせて現地で開所式を開催した。新工場は同社グループにとって世界8カ所目、欧州エリアでは初のタイヤ生産拠点となる。市場競争力の高いタイヤの生産供給基盤として来年下期にはフル生産に入り、欧州市場での地産地消メリットの最大化、北米市場向け供給体制の強化にも取り組んでいく。 開所式には、セルビアのアレク…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は来年3月から、「PROXES ComfortⅡs」(プロクセス・コンフォートツーエス)を順次発売する。発売サイズは15~21インチの39サイズで、価格はオープン。 新商品は、「上質なクルージングを追求し、環境性能を進化させたプレミアムコンフォートタイヤ」(同社)。パターン設計では同社独自のタイヤ設計基盤技術「T―MODE」(ティーモード)を活用し、トレッド…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月2日に記者会見を開き、清水隆史社長&CEOは「2023年は『転機を掴み、成長につなげる年』にしたい」と抱負を語った。今年7月に稼働を開始したセルビア工場は「将来的なタイヤ生産供給戦略を充足していく重要なキーファクター」と位置付け、世界の各工場と組み合わせてグローバル最適な供給体制を構築していく。自動車業界で加速する電気自動車(EV)化に対しては、日本・…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は今年7月、欧州にセルビア工場を立ち上げた。欧州では先行して2019年から研究開発拠点を構えており、今後は技術と生産の両部門が密接に連携し、より高性能なタイヤを生み出していく。技術開発の展望を技術統括部門管掌の守屋学取締役執行役員に聞いた。 ――7月にセルビア新工場が稼働し、欧州R&Dセンターとの連携は。 「技術開発拠点として欧州R&Dセンターを2019年…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)と国内販売会社のトーヨータイヤジャパンは9月25日、奈良警察署が秋の交通安全県民運動の一環としてイオンモール高の原で実施した交通安全イベントに協力した。 同社グループは2019年からドライバーへタイヤの日常点検の重要性を伝えることを目的に、ドライブシミュレーターを活用したタイヤ安全啓発活動に取り組んでおり、今回もシミュレーターを用いてタイヤに起因する事故の防…