横浜ゴム、スタンダードエコタイヤ「BluEarth-Es ES32」発売
横浜ゴムは9月15日、スタンダードタイヤ「BluEarth-Es ES32」を10月1日より順次発売すると発表した。発売サイズは12~19インチの全92サイズで、軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応する。価格はオープン。 新商品は従来品「エコスES31」の後継モデルとして8年ぶりに発売するスタンダードクラスのタイヤ。従来品で定評のあった基本性能は維持し、低燃費性能やウェット性能に配…
横浜ゴムは9月15日、スタンダードタイヤ「BluEarth-Es ES32」を10月1日より順次発売すると発表した。発売サイズは12~19インチの全92サイズで、軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応する。価格はオープン。 新商品は従来品「エコスES31」の後継モデルとして8年ぶりに発売するスタンダードクラスのタイヤ。従来品で定評のあった基本性能は維持し、低燃費性能やウェット性能に配…
9月に入り北日本からスタッドレスタイヤの宣伝が始まるなど、冬タイヤ商戦が本格的にスタートする。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大による消費マインドの落ち込みという大きな懸念材料があった中でも例年に比べて降雪が多く、販売を下支えする要因となった。一方で、今シーズンは複数のメーカーから消費財タイヤの大型商品が発売され、さらに店頭の賑わいが増していきそうだ。各社は様々な施策を打ち出して需要喚起に注…
横浜ゴムは2月、乗用車用タイヤセンサーの中長期的な技術開発ビジョン「SensorTire Technology Vision」(センサータイヤ・テクノロジー・ビジョン)を発表した。現在、タイヤメーカー各社がCASEやMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)など将来のモビリティ社会を見据え、タイヤのセンシング技術の開発を進めている。IoT(モノのインターネット)化推進の波がタイヤ業界にも迫る中、…
横浜ゴムは8月11日、農業機械用などオフハイウェイタイヤ(OHT)の生産能力増強のため、インドに建設中のヴィシャカパトナム工場に追加の増産投資を実施すると発表した。同社では、「OHT需要はますます増加することが見込まれており、工場の更なる生産増強を決定した」と説明している。 追加投資額は1億7100万ドル(約189億円)。同工場の生産能力は当初予定の日量55トン(第1期)に第2期の増強分を加え…
横浜ゴムは7月29日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「904W」を9月から全国のヨコハマタイヤ販売会社を通じて販売すると発表した。発売サイズは17.5~22.5インチの14サイズで、価格はオープン。 「904W」は、従来品(SY397)に比べて氷上制動性能を4%、雪上制動性能を2%高めながら、耐摩耗性能が10%以上向上した。同社では、「総合性能重視型のスタッドレスタイヤに相応しい優れた安全…
横浜ゴムは8月11日、新たなタイヤソリューションサービスとして開発したタイヤ空気圧遠隔監視システム「タイヤ・エア・プレッシャー・リモート・アクセス・システム」(TPRS)の実証実験を開始したと発表した。オリックス自動車の協力を得て、オリックスカーシェアの車両に「TPRS」を導入し、東京都と神奈川県の一部で実証実験を行う。 今回の実証実験はCASE、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)など…
タイヤの空気充てん作業時の事故が後を絶たない。JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめている統計によると、2020年に判明した事故は全国で38件、死亡事故も起きた。このうち、パンク修理作業に関連する事故は10件、パンク走行等に伴うタイヤの損傷は13件あり、安全囲いを使用していなかったケースは18件と約半数を占めている。ただ、「この件数は届けられた事故のみであり、軽度の怪我や物損など届けられてい…
横浜ゴムは7月29日、乗用車用スタッドレスタイヤブランド「iceGUARD」(アイスガード)の新商品「アイスガード7」を9月1日より順次発売すると発表した。同社は今年スタートした新中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション2023」の中で戦略の一つとしてウィンタータイヤの販売拡大を掲げている。今回の新商品は日本市場向けのスタッドレスタイヤとして、その戦略を加速する第1弾商品となる。 「ア…
横浜ゴムは7月27日、自動車用エアコンホースの大幅な軽量化に成功したと発表した。2024年から本格的な事業展開を目指す。 今回発表したホースは、独自技術を駆使して開発したゴム・樹脂ポリマーアロイを用いることで柔軟性、耐熱性といったゴムの特性を活かしながら、樹脂の高いガスバリア性によって従来比50%の軽量化を実現した。製造時には、多量の熱を使う加硫が不要のため、カーボンニュートラル達成にも貢献す…
自動車産業全体でCASEやMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)を見据えた変革が加速する中、タイヤも例外ではなくIoT(モノのインターネット)化が進みつつある。クラウドなどの外部とつながり、車両の管理や制御などに活用するための情報を取得する「センサー」としての機能に注目が集まっている。従来から取得可能だったタイヤの空気圧や温度データに加え、摩耗状態を自動で検知する技術開発が進められており、将…
横浜ゴムはシーリング材や接着剤などの「ハマタイト事業」をスイスの化学メーカー、シーカグループに売却すると4月28日に発表した。対象となるのは、横浜ゴムと横浜ゴムMBジャパンおよび米国や中国、タイの海外グループ会社が手掛ける事業。事業価値は172億円で合意しており、今後正式な売却額を決定する。売却完了は11月1日の予定で、売却益として約50億円を計上する見通し。 横浜ゴムでは「市場環境は激しさを…