中国のZCラバー 初のEV向けタイヤ発売
中国の中策ゴム(ZCラバー)は2月9日、中国市場向けに同社初となるEV(電気自動車)向けタイヤ「EV PRO」(イーブイ・プロ)シリーズを発売した。同社では「EV市場に向けて、ハイエンド製品の提供をさらに拡大した」としている。 同製品では、EVの走行音の大幅な低減、燃料効率やグリップ性能の向上を目指したほか、高速での接地面積拡大による優れたハンドリング性能の発揮、ミキシングテクノロジーの搭載で…
中国の中策ゴム(ZCラバー)は2月9日、中国市場向けに同社初となるEV(電気自動車)向けタイヤ「EV PRO」(イーブイ・プロ)シリーズを発売した。同社では「EV市場に向けて、ハイエンド製品の提供をさらに拡大した」としている。 同製品では、EVの走行音の大幅な低減、燃料効率やグリップ性能の向上を目指したほか、高速での接地面積拡大による優れたハンドリング性能の発揮、ミキシングテクノロジーの搭載で…
中国のZCラバーが展開するCHAOYANG(チャオヤン)ブランドのトラック・バス用タイヤを販売するヨロズ物流(大阪府富田林市)はこのほど、タイヤサービスカー事業をスタートした。チャオヤンタイヤのユーザー向けに出張サービスの専門会社を立ち上げて、主に南大阪地区で交換作業を提供する。同社では「輸送業界では2024年問題が迫る中、タイヤ交換にかかる時間を削減し、お客様の要望にお応えすることでビジネス拡…
ヨロズ物流(大阪府富田林市)は、11月上旬に「チャオヤン」ブランドのトラック・バス用スタッドレスタイヤ「NZ788」を発売する。発売サイズは11R22.5の1サイズで価格はオープン。「チャオヤン」は中国のZCラバーが展開しているブランドで、ヨロズ物流は昨年から日本市場での販売を行っている。 「NZ788」は幅広で溝の深いトレッドパターンを採用し、雪道でのハンドリング性能とロングライフを両立した…
6月22~24日の3日間、大阪市のインテックス大阪で開催された「第3回関西物流展」にヨロズ物流(大阪府富田林市)が出展し、CHAOYANG(チャオヤン)ブランドのトラック・バス用タイヤをアピールした。 チャオヤンは中国のZCラバーが展開するタイヤブランドの1つ。ヨロズ物流は昨年チャオヤンジャパンを発足し国内総代理店となっている。日本での本格販売から1年が経過し、販売代理店は約50社に拡大してお…
ヨロズ物流(大阪府富田林市)はこのほど、CHAOYANG(チャオヤン)ブランドのトラック・バス用タイヤを使用するユーザーの声を公開した。同社は昨年から中国の大手タイヤメーカー、ZCラバーと業務提携して国内市場向けにトラック・バス用タイヤの展開を行っている。 850台以上のトラックを保有する啓和運輸(埼玉県入間市)は昨年5月に地場と中長距離の車両各1台のタイヤを国内メーカーからチャオヤンに履き替…
「CHAOYANG」(チャオヤン)ブランドのトラック用タイヤの国内販売を昨年から始めたヨロズ物流(大阪府富田林市)。そのコストメリットを活かして運送会社やタイヤ販売店へのアプローチを強めている。既に2000本以上を販売しており、将来的には10倍以上のセールスを目指したい考えだ。 「チャオヤン」は中国のZCラバーが展開するブランドの一つ。ZCラバーは1958年に設立した後、2020年の売上高ベー…
中国の中策ゴムは11月10日、独ハノーバーに新しく欧州技術センター(ETC)を設立し、11月1日から運営を開始したと発表した。ETCの開設により、新車用ビジネスの拡大や、自動車のリーディング企業との協力体制構築を図る。 ETCは、中国のR&Dセンターをサポートするほか、タイヤ技術の評価を含む新車用タイヤの開発に取り組む。 同社では「新車用ビジネスは、市販用ビジネスの拡大も実現できるため重要だ…
10月13日から15日の3日間、東京ビッグサイト(江東区)で「国際物流総合展」が開催され、物流や輸送機器、サービス関連の企業など249社がブースを出展した。 ヨロズ物流(大阪府富田林市)は、中国ZCラバーの「CHAOYANG」(チャオヤン)ブランドのトラック・バス用タイヤを出品した。 ZCラバーは中国でトップのタイヤメーカー。欧米市場などでも販売を伸ばしており、グローバルの売上高でも世界9位…
ヨロズ物流(大阪府富田林市)は4月20日、中国のタイヤメーカー、ZCラバーがCHAOYANG(チャオヤン)ブランドとして展開するトラック用タイヤの取り扱いを開始すると発表した。 「チャオヤン」はZCラバーのトップブランドの一つで、高いハンドリング性能や優れたコストパフォーマンスがユーザーから高く評価されているという。ヨロズ物流は以前から中国への輸出入を得意とし、これまでに多くの取り引きを行って…
鉱山での資源開発で使われる大型ダンプや、工事現場を整地するグレーダーなどに装着されるOTR(Off The Road)タイヤ。資源国をはじめ海外市場では強需要で推移し、国内市場でも中・小型を中心に堅調な販売が続く。過酷な使用現場で重荷重の車両を支えるタイヤだけに高い知見と高度なサービス技能が不可欠な分野だ。そのOTRをメインに扱っているのが西日本タイヤ(兵庫県川西市、神田泰之社長)。コロナ禍で「…
中国の中策ゴム(ZCラバー)は12月30日に杭州で開催した「チャイナ・ディストリビューター・カンファレンス」で、2020年の実績とデジタル革新へのビジョンを発表した。 2カ所目となる海外工場の建設計画のほか、中国の電子商取引大手のアリババや監視カメラ大手のハイクビジョンも参加する政府のモデルプロジェクトの新工場を杭州に建設することなどを公表した。 さらに、今後5年間で製造やサプライチェーン、…
OTRをメインに販売する老舗、西日本タイヤ(兵庫県川西市、神田泰之社長)はこのほど、中国のトップメーカー、Zhongce Rubber Group(ZCラバー、中国浙江省杭州市)と国内代理店契約を締結。建設車両用タイヤの販売代理店として、11月から国内市販用市場で本格販売を開始した。 ZCラバーは杭州中策ゴムという社名でも知られる中国最大手。2019年のタイヤ売上高は35億8500万ドルで、米…
日本で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されてから3カ月が経過した。当初、中国国内の問題と見る向きもあったこの感染症は瞬く間に世界へ拡散。過去最大級の経済危機とも言われる状況は、人々の生活を大きく変えた。各国で外出の禁止や自粛、企業活動の制限などの措置が強化され、タイヤ産業でも工場の稼働停止と生産調整、急激な需要の減速が連日のように伝わってくる。感染の収束は見通せず、先行きへの不安は消えない。…